
1.香川大学を志望した理由
私は弁護士を目指したいと思い、法学部へ進学することを高校1年の時に決めていました。複数の国公立大学を受験先として考えていましたが、四国の国立大学のなかで唯一の法学部であること、実家のある愛媛から近い場所にあり家族を安心させられるという理由から香川大学を候補の一つとして入れていました。
2.受験対策
受験対策としては併願大学の二次試験を受けることを考えつつ、香川大学の学校推薦型選抜Ⅱの対策を行っていました。推薦Ⅱでは共通テストで数学、外国語の2教科のうち高得点の教科の成績が使われるので共通テスト対策が必要になります。私は外国語が得意科目だったため、本番でも高得点を取るための勉強を行っていました。例として、単語学習、リスニングの音声を毎日聴いてシャドーイングする、長文問題を1日〇題解くなどです。過去問題・予想問題を用いた勉強は人それぞれだと思いますが、できる限り早い段階から少しずつ解いていくことをお勧めします。
また、勉強の意欲を維持するため英検準1級の勉強も3年秋頃まで行っていました。(準1級に合格できたのは大学1年生の時になります…。)
また、調査書では地歴・公民の成績と学業以外の活動も評価されます。大学受験対策だけではなく、普段の学校生活でも定期試験でいい成績を収めることを意識していました。地歴・公民は得意教科だったことが幸いし、3年間高い成績を維持できました。
学業以外の活動では、部活動(歴史研究部)での受賞やボランティア活動への参加などにも力を入れていました。また、英検2級や漢検2級、防災士の資格を取得したほか、受験したい学部は既に決まっていたため、法律について扱った高校生向けの新書や大学学部のオープンキャンパスに参加することもありました。
これらの活動は選考における評価材料になりうるほか、志望理由書を書いていくうえでの材料にもなりました。
合格が決まったのは、共通テスト受験後から1か月後です。合格後は入学準備と並行して法律の入門書を読んでみる、中断していた英検の勉強を行うなどしていました。
3.受験される方々へのメッセージ
私が共通テストを受験した時は、センター試験から共通テストに変わった初年度で過去問がない状態でした。それでも、試行調査問題などを繰り返し解いたほか、センター試験の過去問や大手予備校が出している予想問題などを幅広く解くなど、前例のない試験に対してできることを精一杯やったこと記憶しています。大学入試の過程は思い通りになることより、なかなか成果が出ず途方に暮れることや先が見えず不安になることのほうが多いと思います。ですが、諦めることなく志望校合格のために自身ができることを見つけて果敢に取り組んでほしいと思います。
無事に合格して春から素敵なキャンパスライフを送られることを願っています。