受験勉強の方法
小論文の対策については、基本的に高校の国語の先生におすすめの参考書などを教えていただいて、それをもとに書き方などは勉強しました。そして、家で書いた小論文を先生に時間をとって頂き、添削指導してもらっていました。小論文の題材は、大学のHPに上がっていた推薦Ⅰの過去問です。何度も書き直して練習しました。
グループディスカッションの対策は、大学から事前に送られてきたディスカッションのテーマをいろいろな先生に見ていただいて、たくさんの意見を聞き、参考にさせていただきました。グループディスカッションは、同じテーマでも一緒に受験するメンバーによって議論の進み方は変わってくるので、自分では思いつかなかない視点での意見を集められたことによって、シミュレーションできたのはとても良かったと思います。
やっていてよかった対策
私が特にやっていてよかったと思う対策は、グループディスカッションの練習です。私の高校は1学年の人数が多く、私以外にもグループディスカッションが試験科目の学生がいたので、放課後にみんな集まって15~20分の時間でディスカッションをし、先生に指導してもらっていました。受験する大学や学部はそれぞれバラバラで、練習していたのは香川大学法学部のグループディスカッションの試験時間より短いものでしたが、“グループディスカッション”というものに慣れることができたのでやっていてよかったと思いました。私はそれまでにディスカッションをしたことはなかったし、どちらかというと自分の意見を伝えることが苦手です。なので、はじめはなかなか思うように発言できず、試験がとても不安でした。しかし、練習を重ねるうちに徐々に慣れていき、コツをつかむことができたので、試験当日は落ち着いて受験をすることができました。
やっておけばよかったなということ
私がやっておけばよかったなと思う対策は、小論文のための時事問題の収集です。受験会場に行くと、新聞の記事をファイリングしたものや、時事問題について書かれている本などを持ってきて直前まで読んでいる受験生が多くいました。私は、小論文の対策のために新聞やニュース番組を見るようにしていたのですが、ファイリングなどはしていなかったため、受験会場にもっていっていませんでした。もちろん自分も何をするか考えていたし、直前に見るためのものを準備していたのですが、自分のやっていなかったことをしている受験生を見て少し焦ってしまいました。下準備にやりすぎはないので、もっとしっかり準備しておけばよかったなと思いました。
入学までの大学生活準備
合格発表が出てからは、大学生がどんな部屋に住んでいるのか、一人暮らしに何が必要なのかを知りたいと思い、Vsignから香川大学生協の資料を請求しました。送られてきたパンフレット等を見ながら、お部屋探しや一人暮らしに必要なものの準備を始めました。お部屋探しはインターネットで大学生協や不動産屋さんの物件を調べて、ある程度自分で調べた上で内見をしました。両親とも相談して一自分の求める条件をしっかり考えてから現地に行ったので、自分の住みたい部屋が見つけやすかったです。また、内見に行くときには自分がこれからそろえるべき家具についてもある程度考えていくと、自分がその部屋に住んだらどうなるかを想像しやすいと思います。
受験生へのメッセージ
試験当日のスケジュールは午前中に小論文があり、お昼をはさんで午後からグループディスカッションになっているのですが、グループディスカッションは振り分けられたグループによって始まる時間や終わる時間は違います。大学から事前にスケジュールや班の振り分けは送られてくるのですが、私は最後のグループに振り分けられていたため、待ち時間が長く、試験が終わる時間も遅かったです。しかし、そのおかげで同じグループの人たちと待ち時間にたくさんお話することができ、グループディスカッションの時も緊張せずにディスカッションに集中することができました。また、大学に入学してからも同じグループだった子たちから声をかけてもらえました。受験前は、最後のグループになるなんて運が悪いなと思っていましたが、終わってみると待ち時間が長くてよかったなと思いました。なので、何事にもいい面はあるとポジティブにとらえてもらえればなと思います。