しょう 総合理工学部 数理科学科 2020年度入学(推薦Ⅰ)
一喜一憂できる自分を大切に

◆受験期に行っていた勉強法

「面接練習について」

 僕は、今まで経験したことのない緊迫感を持ちながら、面接練習に取り組んでいました。中学から高校への試験では、普通科への入学ということもあり、自分の頭の中で一般的な面接を思い描くことができました。しかし、大学入試では専門分野についての質問が来ることが予想されていたので、より入念な準備をして面接に臨めるように注力しました。また、僕はあがり症だったこともあり、緊張すると喋りが早くなることも指摘されていたので、自分の中で平常心を保てるトリガーを探していました。それは本番でも活きていて、心構えを整えることができました。

 

◆受験後はどのように過ごしたか

「大学生活について」

 受験合格後は、大学生活に備えられるように動いていました。それまで一度も長期間一人で生活するということを経験したことがなかった僕としては、そもそも生きていけるかから不安になる毎日でした。また、生活習慣がすぐに乱れてしまっていたので、それが一人暮らしを始めてからも続いてしまうのではないかなど、とにかく不安ばかりでした。だから、僕はまず、ある程度の自炊ができるように料理の練習から始めていました。それから一人暮らしが始まるまで、規則正しい生活を送ることを意識してみたり、具体的に新生活に何が必要になるのかを考えて、準備していきました。そのようにして、新しいスタートを切るために準備を重ねるのは大変でしたが、とても楽しく感じていました。

 

◆受験期のモチベーションのあげ方

「趣味と友達」

 受験期で不安になっていたので、まずは自分の趣味を嗜んでいました。普段からリラックスするときは音楽を聴いたり、好きな音楽を自分で弾いたりしていたので、いつも通り音楽を楽しんでリラックスするようにしていました。また、友達と話すことでもストレスや不安を取り除こうとしていました。友達と話すのは楽しい話題が多かったので、自然と気持ちも明るくなり、受験へのモチベーションを上げることにもつながりました。また、先述したように受験時に落ち着くためのトリガーとして、好きな音楽を脳内再生することで平常心を取り戻すと同時にモチベーションの向上にもつながりました。

 

◆受験当日のハプニングや困ったこと

「面接について」

 面接では、事前に考えていたキーワードから自分を魅せることができるように工夫して喋れるようにしていましたが、本番ではやはり予想外の質問が来ることもあり、一瞬戸惑いましたが、何とか答えになることを喋れた気がします。

 

◆受験生に一言!

大学生活は、自分の中で予想していたことがそのまま起こることもあれば、期待以上のこと、期待を下回ってしまうこと、いろんな出来事に多々巡り合うと思います。それらの出来事に対して、一喜一憂できる自分を大切にしてください。そして、理想通りの生活が送れても送れなくても、楽しんだもん勝ちだと僕は思います。すべてを自分の糧にできる力を養っていきましょう!