り。 総合理工学部 知能情報デザイン学科 2020年度入学(推薦入試Ⅰ)
ハプニングがあっても落ち着いて

◆受験期に行っていた勉強法

「とことん質問」

 受験期は頻繫に先生のところに質問や、面接の練習に行きました。面接で言うことを深め、おかしなところや伝わらないところを指摘して頂きました。あとはただひたすらに反復練習をしました。また、笑顔や口を大きく開けて話すことを意識しました。筆記試験は、過去問が少なく昨年から出題の傾向が変わっていたため、昨年の問題の理解を深めました。分からない所は、先生のところへ質問に行き、理解をするとともに、どういう話し方をしているのかに注意していました。そうすることで、伝わりやすい解答を作る努力をしていました。必ずといっていいほど、変化球に感じる質問は飛んできます。面接官がすごく怖かったり、圧迫面接のような面接になったりするかもしれません。それでも「これだけ準備したから大丈夫。」「面接練習して下さった先生の方が怖かった」「この質問は、準備してきたここに繋げられそう」と思って落ち着いて受け答えすることが大切だと思います。


◆受験後はどのように過ごしたか

「一般入試を受験するつもりで。」


 推薦入試で合格したので12月に私の受験期は終わったのですが、一般入試を受ける人と同じように授業や模試を受けていました。私の高校は大量の課題が出ていた上に大学の入学前課題もあったのですが、入試前の方がきつかった、一般入試組の方がつらいと思うと頑張れました。卒業式が終わってからは、友達とたくさん遊びました。ほとんどの人が地元を出るのでなかなか会えなくなります。そのため、カフェ巡りや買い物に行ったり、ただただおしゃべりしたりしてたくさん楽しい思い出を作りました。物件はWebで決めて、家具は3月末に島根に来てから全て揃えました。

 

◆受験期のモチベーションのあげ方

「スマホのロック画面に。」


 スマホのロック画面に、勉強アプリで見かけた「不合格して1浪する報告」とYouTubeの「○○○○学部を目指して突っ走ります」というコメントを貼り付けていました。頑張った人でも落ち、「悔しくて申し訳ない」という言葉に、漠然としていた不合格の恐怖を明確に感じました。また、同じ年に受験をする人のコメントでスマホを開くたび自分を奮い立たせていました。私の場合、お盆休みと年末年始の学校閉庁日以外はほとんど毎日学校に行っていて、スマホを使うのは休日の夜だったので、頑張るぞという気持ちで1週間迎えられたのが大きかったのかなと思います。


◆受験当日のハプニング

「案内された部屋が逆」


 面接会場として案内された場所が間違っていて、本来入るはずの部屋と逆の部屋に入ってしまいました。1人での面接だったのですが、別室で2人同時に行うため、しょうがないことだと思います。ハプニングがあっても、焦らずに気持ちを落ち着かせて望んでほしいです。

 

◆受験生に一言!

 つらいことがたくさんあると思います。その時は、すぐに解決しようとしなくとも自分のペースで解決すればいいと思っています。私の好きな言葉の1つが「明日は明日の風が吹く」です。一番は自分なりの解決方法があることですが、時間が解決することだってあると思います。落ち着いて目の前の問題に取り組んでください。応援しています!