じょーじ 自然科学研究科 理工学専攻 2019年度入学(大学院入試)
経験は選択肢と可能性を広げてくれる

非常勤講師をしようと思ったきっかけ

学部4年生の時に教育実習に行った先(母校)から急に「数学科の先生が体調不良で退職されて、追加で非常勤を1名探してるんだけど経験積まないか?」とお誘いいただいたからです。

 

非常勤講師の仕事をする中で必要だと感じた力

沢山あるのですが、特に必要だと感じた4つの力について紹介します。

コミュニケーション能力 
 これは教職に関わらずどの職でも一緒です。報連相全てに共通することだと思います。

パソコン関連の能力
 母校は、一部生徒がタブレットを所持しており着々とIT化を進めています。テスト作成の際にも数学科は指定のソフトがあるなどパソコンは扱えて当たり前の環境でした。教科によっては毎授業PowerPointを作成し授業している先生もいました。

逆算する力
 授業を行う中で避けて通れないのはテストです。テストまであと何回授業があり、進度としてどこまでを試験範囲にするのか。他のクラスの進捗はどうなのかと日程を逆算して授業を進めることが必要でした。

    観察能力

ただ授業を行うだけではいけません。各生徒の理解度、どこで詰まっているのかなど生徒の状況把握を把握しなければいけません。どこで理解が止まるのか、どういう説明をしたら理解が進むのか反応を見て観察してました。

 

非常勤講師の仕事をする中で、大学生活で身につけた力や経験したことが活かされた場面

まずは、授業の構成がすぐできたことです。私は、「学びと体験・出発講座」のスタッフを大学4年生まで行っていました。活動内では、目的を持って講座を0から作成する経験を沢山積んできたため、どのように話して何を板書してどこまで進めるか。などを考え実行することは容易でした。

次に、人前で発表をすることについて全く苦に感じないことです。日々の授業を受ける中で、数多くの発表の機会があったからです。教員は毎回、発表の連続なので、発表する経験は大学生活の間に沢山しておくとよいです。経験を重ねることで、相手にどういう風に話せば納得してもらえるかを見極めるなど、反応から理解度を推定することなどができるようになるとよいです。

最後に、日常的に生徒の変化に敏感に気が付けることです。生徒の中には、モチベーションが続かない子、些細なことで学校生活を送れなくなる子などがいます。多くの生徒の変化に気づき、対応してあげられることで本人の学校生活への助けになれる瞬間が多くありました。

 

大学でたくさんの経験をすることの大切さ

今この文章を読んでいただいている貴方は将来どんな夢やどんな職につきたいかなどの希望を持っていますか?もし、夢や希望があるのであればそれを叶えるために貴方は具体的に何をしますか?もし夢や希望をまだ持ててない人は見つけたいですよね?では、この大学生活の間に何をしますか?

大学は確かに専門的な勉強をして職業に通じる側面もあります。しかし、私たちが今知っている以上に職業というのは多々あり、夢も十人十色です。職にも夢にも必ず「人」がいます。全く知らない世界を知ることで自分のこの後の人生の選択肢が間違いなく増えるでしょう。「経験」は自分の知らない世界を知り、知っている世界であればより本質を教えてくれる「人」に出会う機会となります。
ぜひ、この自由な時間の多い大学生活の間に、自分のために「経験」をしてください。この4年間の中で経験したことは、今後人生40年以上の貴方の選択肢と可能性を広げてくれると思います。

この先輩が利用した入学準備