J.T 人文社会科学部 2023年入学
シドニー異文化体験ツアーを振り返って

 私は、引っ込み思案な性格で、自分の行動に自信がなく、これまでも様々な活動に対してネガティブに捉えることが多々ありました。今回のシドニー異文化体験ツアーは、こんな自分を克服するきっかけの一つにしたいという思いで参加しました。

 シドニーに到着するまでの間は、自分の拙い英語が伝わるのだろうか、相手にされないのではないだろうかと不安ばかりを抱えていましたが、それは杞憂でした。はじめに道を尋ねた女性が笑顔で対応してくれたことで、自信を持つことができ、行く先々で積極的に声をかけることができました。


 シドニーでは、人の距離の近さに異文化を感じました。例えば、バスの運転手が外に出てまで案内をしてくれたり、レストランでは、テーブルに来て「美味しい?」と声をかけてくれたりしました。きっと、こんなシドニーの人の温かさが多くの人を寄せ付け、多文化を育んでいる理由なのだと思う瞬間でもありました。


 シドニー工科大学の学生との交流は、とても刺激を受ける場面がありました。特に「5年以内にしたいこと」をテーマに話をする際には、それぞれが自分の夢を語り、どうすればそれを実現できるのかまでも思い描いていることを知り、自分ももっと努力していこうという気持ちになれました。


 私は将来やりたいことが明確に決まっていません。そのため、まずはたくさんの人と関わり、何が自分に向いているのか、得意なのかを見極める必要があると思います。その際には、今回学んだ積極性を心掛け、自分の可能性を狭めないようにしたいです。


 シドニーでの1週間はあっという間でしたが、とても充実したものになりました。これからも様々なことにチャレンジしていきたいと思います。貴重な経験をさせていただきありがとうございました。


後輩へのメッセージ

 言語も違う国で、不安に感じることがたくさんあると思いますが、困ったときに頼れる仲間がいるというのも、このツアーの魅力です。


ぜひ貴重な経験をシドニーでしてきてください。


この先輩が利用した入学準備