H.D 理工学部情報科学科
初体験だらけの旅行

 今回のシドニーツアーは、私にとって初めての海外旅行でした。高校3年の時に、友達と高校の卒業旅行としてパスポートを取得したものの、新型コロナウイルスの影響で行けずじまいでした。その分、パスポートの手続き処理は必要なかったために、旅行手続きが他の初めての人と比べて少なかったと思います。


 オーストラリア観光の電子ビザETAS申請や日本帰国時の税関申告などの海外旅行前後の事務作業に戸惑うこともありました。シドニーでは空港含め、東アジア圏の人が多くおり、バスの中では同じ日本人観光客のご婦人と同乗することもありました。ですので、英語以外の言語を聞く機会もあり、驚きました。


 シドニーに行くにあたって、シドニーを旅行したことのある知り合いから多少の情報を教えて貰いました。その情報の中には、時代の変化で変わっていたものもありました。それは、クレジットカードです。知り合いが行った時のシドニーは、クレジットカードが主流であるものの、現金が必要な場面があったらしいです。今のシドニーは、電車やバスなどの公共交通機関をはじめ、屋台などの小さな店でもクレジットカードによる支払いが出来、1度も現金を使用する機会がありませんでした。タッチレス決済によるキャッシュレス文化が日本よりもとても進んでいることに衝撃を受けました。


 英語を話す機会を増やすために、駅にいるスタッフやビーチにいたサーファーに声を掛けるなどの行動を心がけていました。夏休み期間というのもあり、駅員などの仕事中でない人は観光客だらけでしたが、コミュニケーション英語を磨くことが出来ました。


 シドニーから帰国して英語を使用する機会があまりなかったために、英語力は元に戻りました。しかし、今回のシドニーでの経験は大きかったと思います。以前は海外が遠いものだと感じていましたが、意外と身近だと感じるようになりました。


この先輩が利用した入学準備