私は現在、教育学部の特別支援に在籍していますが、実はAOⅡ型で初等を受験していました。1次・2次試験は突破し、残すはセンター試験だけという状態でしたが、センター本番の国語で自分の過去最低点を大きく下回る結果を出してしまい、合格まで届きませんでした。しかし、AO受験前に母校の小学校を訪ねたとき、学校現場で特別支援教育の重要性が上がってきていることにも気が付いたことに加えて、どうしても広島大学に行きたいという強い思いから、今の進路を選択しました。
AOを受験していたため、センター試験が終わるまでは2次試験の対策をほとんどしておらず、私にとってはセンター試験の次の日から2次試験当日までの約40日が勝負でした。具体的には、私は国語とⅡBまでの数学で受験だったので、数学はひたすら赤本を解き続けました。広島大学のものは過去15年ほどと、そのほかに神戸大学・岡山大学・奈良教育大学・信州大学なども解いていきました。たまに解答を先生に見てもらって採点まですることで、減点されにくい答案を目指していました。
国語は、週に1回程度で赤本や広島大学の問題に似せた模試の過去問などを解いて添削してもらっていました。どこで減点されているのか、どこがポイントなのか、自分では気付けないところを先生と1対1で取り組むことによって身につけていけたと思7います。
AO受験生へ。周りがどんどん教科の勉強を進めている姿を見て、焦ることもあると思います。でも、今AO対策と両立して少しずつでも教科の勉強に取り組めているのなら、それを続けてください。今やっているそのことが最善だと信じて取り組むことが大切だと思います。
前期・後期受験生へ。とりあえずはセンター試験で目標点をクリアすることが大切です。英単語や古文単語など、暗記が必要なものは早めにコツコツと覚えていくことを強くお勧めします。今やっているその勉強は、きっと試験当日であなたを助けてくれます。しんどいことも多いと思いますが、頑張ってください。心から、応援しています。
ペンタン
教育学部第一類 2017年度入学(前期)
今やっているそのことが最善だと信じて続けること