私が最終的に現在在籍する法学部昼間コースを目指すことに決めたのはセンター試験二日目の帰り道のことです。それまでは文学部との間で心は揺れており、どちらかというと文学部の方を目指していた。しかし、私の心はここにきて決まった。
三行でまとめると
・センター試験では得意科目で苦手科目の穴を埋めた
・二次試験は英作文と日本語要約に力を入れた
・適度にガス抜きを行った
そもそも広島大学を目指すに至ったのは高校二年の終わりにあったセンター早期対策模試で、思いのほか高い点数が出て目指せると思ったところに始まる。この時はすでに素点が630点を超えていたので担任からは順調にいけば合格できると言われた。乗せられた私はこうして広大を目指すことになったのである。
さて、ここからは上の三行を順に語って行こうと思う。苦手科目である数学の克服を最低限に抑え、得意科目である世界史と倫理・政治・経済、二次試験でも使う英語と国語を伸ばすことに力を入れた。受験生になった途端に単語帳を紛失した私は初見の単語を見た時にはすかさずメモし、辞書を引いて覚えた。また、単語をするよりは文法を重視した。これは二次試験の英作文の役に立つのでお勧めである。国語のセンター試験対策は春から始める方が良い。古典と漢文は英語と同じ要領で行けるのでサクサク進めていきたい。これは私の体験談に基づいている。
次に二次試験は英語の大問1と5に力を入れた。この二つに力を注げるようにするために、他の大問はできて当然という状況に持っていくことも忘れてはならない。英文はセンター試験と比べても特段難しいわけではないので対策をすれば解ける。一方現代文は難易度が高い。本文の要約を求められる設問が多いので、要点を抜いて素早くまとめる訓練が必要である。当然赤本を解いていくことになるのだが、注意したいのは「赤本の答えは解答例に過ぎない」ということ。赤本の答えと一致しないからと言って落胆しないこと。不安なら現代文担当の先生に見てもらうと良いだろう。
最後に、受験期間中だからと言って禁欲しすぎないこと。私はセンター試験二週間前に家を離れて東京で遊んでいたし、丸一日ゲームに費やしたこともあった。普段勉強をしている分、休むことも大切である。逆に言えば日頃から休んでも良いという自信が付くほどに勉強しなければならない。
以上私から簡単な体験記を交えたアドバイスである。
パチュリー好きの某
法学部法学科 2017年度入学(前期)
適度な休息も大切