一人暮らしを始めるとき、実家暮らしから一番大きく変わるのが食生活です。いつも作ってくれる人がいなくなるわけですから、不安だと思う人も多いでしょうが、その分楽しみも沢山あります。 私は高校のころからずっと一人暮らしに憧れていて、春休みの間に引っ越してから早々に気合を入れて自炊をしていました。料理が得意なわけではありませんでしたが、せっかくなら大学生のうちに料理の腕を上げて、誰かにふるまえるくらいにはなりたいという願望があったのです。 春休みの間は時間がたっぷりあったので良かったのですが、いざ大学が始まってからは、5コマ目まである日も少なくなく、毎日晩御飯を作るというのはとても大変でした。レポートや課題もあり、疲労は予想した以上で、それからキッチンに立つというのはかなり体力的に厳しいものがありました。 私の体験から、一人暮らしを新しく始める人におすすめしたいのが、「食事を楽しむ」という考えを忘れないことです。 ミールカードを使っているなら平日は食堂で、使っていない人でも5コマや放課後に用事がある日は食堂に頼りましょう。自炊するときも無理して一食すべて作らず、スーパーに寄ってお惣菜を買っても良いのです。ボーノにもテイクアウトできる制度がありますから、それを利用するのも良いですね。大学周辺には外食できるお店も沢山あるので、誰かとゆっくり食事したいときは立ち寄るのもアリです。 いろいろな方法で食事をしながら、たまに思い立ったら「自炊するか~」とキッチンに立ってみてください。「○○が食べたいから作ろう!」くらいの緩い気持ちで。食事は生きていくのに必要なことですが、自炊はあくまでその手段です。せっかく自由に食事スタイルを選べるのですから、ぜひ楽しめる手段を選んでくださいね。たまには栄養バランスを考えるのもお忘れなく(笑)。
焼きジャケ
農学部
一人暮らしの自由な食事スタイルを楽しんで