第3話|社会で活躍する先輩の4年間ー公務員

公務員

2017年
吉村 比呂 さん

山口県会計管理局会計課

現在のお仕事を選んだきっかけを教えて下さい

高校生の時に、漠然と公務員になりたいと思っていたのがきっかけです。大学に入り国や地方公務員の説明会に参加したり、実際に働いている先輩方の話を聞いたりと、公務員という職業を知ることでより明確な目標になりました。 特に県庁は、県政に関わることができ、自分がやっている業務が、県民へのサービスになり、県民のために仕事ができることに魅力を感じ、自分が住んでいる山口県を少しでも良くしたいと思い志望しました。 大学3年の春には、部活もアルバイトも辞め、大学の生協公務員講座を受講し、内定をもらうまでの約1年半、死にもの狂いで勉強しました。公務員講座では、一流講師による一次試験対策、面接や集団討論、小論文などの二次試験対策も万全で、一期上の合格された先輩のサポートや公務員になられたOBOG交流会などの勉強以外の面も充実しています。

学生時代に努力した事で今の仕事に役立っていることを教えて下さい

大学時代は硬式野球部に所属していたので、面接では野球のことについて語り、野球話が思いのほか大好評で高校、大学野球の成績や野球をやっていてよかったことなど、志望動機以外は、ほとんど野球話をして、面接が終わりました(笑)小学3年から14年間野球をし、大学では、大人の指導者が不在で、部活の運営は全て、学生のみでやっていました。この経験が自分自身を成長させたことから選びました。 チームマネジメント自体を学生自身でやっていましたので、常にチームが今、どういう状況で、何が足りなくて、何をしなければならないか考え、いろいろと実践していました。その時の経験は、山口県の問題や課題を解決していく県職員の仕事にとても役立っています。

今のお仕事の魅力を教えて下さい

私が4年間働いて、感じた魅力は2つあります。
1つ目は、多種多様な仕事に携われることです。 山口県庁には、10の部局と約50の課に分かれており、それぞれの課で独自の事業を展開しています。2~3年の間隔で異動があり、全く違う部署に配属されるので、毎回、新鮮な気持ちで働くことができます。 2つ目は、仕事とプライベートが両立できることです。 福利厚生が充実していますので、残業手当や通勤手当、住宅手当などの手当等はもちろんのこと、休暇制度も充実しています。最近では、男性の育児休暇も取りやすい環境にあります。 また、ワークライフバランスの実現のために、残業の削減、有給休暇の取得促進などに力を入れているため、プライベートな時間を十分に確保できます。 私も、仕事終わりにジムに行ったり、有給休暇を絡めて週末に旅行に行ったりして、リフレッシュしています。

💡 ワンポイントアドバイス

公務員を目指すには、早くから試験対策勉強に多くの時間をとることが必要です。また一人での勉強継続は難しいので、生協の講座を活用されることをお勧めします。

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