第4話|社会で活躍する先輩の4年間

地元に貢献。学んだこととは違えども・・

2016年 3月 卒業
小林 毅司 さん

但馬信用金庫

現在の仕事を選んだ理由

きっかけは単純で、最初は「生まれ育った地元で仕事がしたい」という思いからでした。就活先を選ぶにあたり企業研究をしていくと、“自分の仕事で地元経済を活性化することができる”ということに気づき、但馬信用金庫を選びました。また、内定後にとある役員の方がおっしゃられた“3月31日までは学生として出来ることを全力で楽しみなさい。仕事はこれからいくらでもできる。”という言葉がとても響きました。それまでは、いつまでも学生気分ではいけないと気を張っていた部分がありましたが、学生を思うお声掛けに感動し、そのお言葉通り、私は部活動も4年生の後半まで取り組みました。

学生時代に努力したことで今仕事で役に立っていること

私は体育会陸上競技部に所属し、中学から大学4年まで10年間一つの競技に打ち込み続けたことを役員面接時に語りました。私の専門は中長距離走なのですが、練習は大変苦しく過酷です。しかし、絶対に達成したい目標や同じように目標に向かう仲間がいれば、その苛酷さも楽しさに変えることが出来ることを、競技を通じて知りました。 就職後も競技を続ける意向を面接で伝えたときも、“大変ですよ”と言われましたが、それを知っているからこそ、自信をもって、仕事を含め“頑張れます”と返答することが出来たと思います。

今の仕事の魅力

信用金庫の仕事は、企業の様々な悩み、問題を解決するお手伝いをしたり、個人のお客様においてはライフプラン、ステージに合わせたお金の様々な相談ごとに全力でお答えしたりする仕事です。お金の話、というと無味乾燥なものに聞こえますが、実際は人と人との関わりが本当に大切な仕事で、お客様と仲良くなればなるほど、いい仕事ができるなぁと感じられるのが魅力だと思います。 私は工学部出身で全く畑違いの業種ですが、工学部を出ている、ということがきっかけで製造業の会社の社長と話が出来るきっかけを掴める等、どんな学部学科でも活躍できる無限の可能性があるのも、信用金庫の仕事の魅力だと思います。

💡 ワンポイントアドバイス

専攻されている分野とはちがう職種に就職をされた先輩のお話でした。 大学入学時に将来自分の就く職種が決まっていない先輩も多くいらっしゃいます。大学時代の経験から自分の就きたい職種を選ぶのも大学生にとって大事なことです。

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