第3話 「社会で活躍する先輩の4年間ー民間企業」
充実した毎日を送っています!
2019年3月下関市立大学経済学部経済学科 卒業
山口 俊貴 さん
お勤め先:maruwa mart 株式会社事業本部企画室 兼 製造部門統括リーダー
現在のお仕事を選んだきっかけを教えて下さい
学生時代にインターンシップに参加したのがきっかけです。学生の頃から、いずれかの将来において自分で事業を興したいということを常々考えていました。そんな時、大学生協の職員の方から、「インターンシップに参加してみない?」というお声がけを頂き、大学三年生の春休みに有限会社丸和(現maruwa mart(株))という会社で、社長直下のミッションを行いました。今思えば非常に濃い1か月半を過ごしましたが、学生の頃からインターンシップなどを活用して地域社会で活躍する人と触れ合う機会が多かったのは自分の将来にとって有益だったと思います。
学生時代に努力したことで今仕事で役に立っていること
学生の皆さんが主に行うような就職活動をしていないので的確なことは言えないですが、今勤めている会社の社長に初めて会った時は、自分の弱さや失敗を伝えることを意識しました。というのも、私自身大学受験に失敗をして大学なんて行く意味がない、こんな自分なんて必要ないのではないかと思っていました。ですが、大学でもう一度自分を見つめ直し、そこからは大学の特待生に選出頂いたり、ゼミで投稿した論文が全国で準賞に選ばれたりしました。人と会う時に良い自分を見せるのもいいと思いますが、弱い自分も見せることで自分の人となりを知ってもらい、心でちゃんと通じ合える関係になれると思います。
将来の夢は何ですか?
今は社長直属で事業全体の課題を解決する「経営企画」の仕事をしています。ただ、役職はキレイに聞こえますが、実際は地味で泥だらけの毎日です。課題を見つければ、日が昇る前から自分で商品を作ることもあるし、経験のないプログラミングを習得したり、YouTubeを撮影したり、おこがましいですが新卒2年目で20歳も年上の社長に交渉だってします。でもその中で、起業家になるためのスキルや心掛けを学ぶことができます。勿論、楽しいことばかりではないし、大変な事の方が多いですが、とてもやりがいのある仕事だと思っています。そして将来は、世界の飢餓問題を解決できる事業をつくり、飢餓で苦しむ人が一人もいない社会をつくることが私の夢です。
💡 ワンポイントアドバイス
- 就職活動では大学4年間で「何」をしたかが問われます。一年生の段階から準備が必要です。
- インターンシップなどの就業体験を行っておくと、自分の将来の幅や視野が広がります。