第4話「未来を生きるための力」
みなさん自身が、大学生活の間に新しい体験にチャレンジできるため、大学生協では以下の面でみなさまをサポートします。
健康・安心な生活を送るために
〜学生総合共済〜
大学生活をおくる上で病気やケガというのは避けたいものです。 しかしそれが起きたとしても「大学生活を全うしてほしい、無事に社会へと巣立ってほしい」という思いのもと保障をする制度、大学生の自立とたすけあいの輪がこの学生総合共済です。 学生総合共済では給付活動ももちろんですが、日々健康な生活をおくる上での情報提供やイベントといった予防活動なども実践しています。 また、窓口が学内にありますので学生が暮らしていく上でお役に立てる安心の制度となっています。
食生活の自立と充実
〜ミールプラン・食育サポート〜
充実した大学生活をおくる上で食事はベースとなります。食生活をないがしろにしたとき、学業に支障をきたしてしまうケースも見られます。 そうでなくても食生活による積み重ねというのはじわじわと、そして必ず響いてくるものです。 食事を毎日しっかり摂りながら健康的な食習慣を定着させ充実した生活を過ごしていただくために、大学生協はミールプランをご用意しています。 食を考えてもらう機会として、田植えなどの食育企画や自炊教室も実施しています。
一人暮らしでなく「自立暮らし」応援
〜大学生協の住まい事業〜
実家を巣立っての新生活にチャレンジする本人や送り出す保護者の中には、本当にやっていけるだろうかと不安に思われている方もいらっしゃると思います。 大学生協の住まい事業は自立を応援するというコンセプトのもと管理物件については「今まで保護者がしてくれていたことを自分でできるように」ということで、自立をお手伝いする取り組みを行っています。 自立して暮らしていける ―― それが大学生協の住まい事業の思いです。
ICT社会でのツールを使いこなす
〜PC総合サポート〜
大学では、レポート制作やプレゼンテーション、共同で行う課題において、当たり前のようにPCが活用されています。 また「働き方改革」として業務を効率化し、生産性を上げることが社会的課題となっている今、PCはじめICT機器・ツールを十二分に活用するスキル・知識がより求められています。 大学生協では、PCを使いこなせるようになるための講座ワークショップや安心して在学中PCを使い続けることができるための4年間保証も提供しています。 そして社会に出てからもPCを使いこなせるようなサポートも充実しています。
自分を知ることや行動開発することを支援
〜読書〜
自らが情報の発信者となることが求められる大学の学びにおいて、情報を得るだけでなく情報を発信したり表現したりする上での「型」を身につけることができる読書がもたらすものは少なくありません。 単に本を多く読むだけでなく、他の人に感想を伝えることでより一層読書体験を充実したものにすることができます。大学生協では「読書マラソン」など様々な取り組みを実施しています。
自分を知ることや行動開発することを支援
〜成長を見える化するツールSEQ〜
盲点かもしれませんが人と関わる上では人を知ることと同じくらいに、いやそれ以上に自分を知り、向き合うこともまた重要になります。 日々私たちは自分自身や周りの人の感情を感じ取ったり・調整したりしながら行動することにより社会生活を営んでいます。 250問からなる質問に回答することにより自分の行動特性を数値化することで強みや弱みを把握し自分の成長を可視化することができるのがSEQであり、人との接し方や自分の人間力をより豊かにすることに役立てることができます。 SEQアドバイザー(大学生協職員)によるワークショップを通じて、皆さんが自分自身と向き合い、成長していく助けとなることでしょう。
学生の体験や学びを実践するオリジナル講座
学びと体験・出発(たびだち)講座
これからの時代は、ひとつのスキルや経験を使って社会で活躍し続けることは困難で、個人が活躍していくためには経済産業省が提唱している「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つの能力の習得が必要です。この学びと体験・出発(たびだち)講座では、個人目標の設定と達成、社会人基礎力の取得のために、グループ活動を通して、社会人と関わりながらプロジェクトに挑戦していき、他者と触れ合うことで自分の強みや課題を発見し、幅広い視野や価値観を拡げることを大切にしています。
英語・コミュニケーション講座
高校までの英語はいわゆる受験のための英語であり、その中で主に読む・書く力を養っていました。しかしこれからのグローバル社会では、英語を使って話す・聞く力を含めたコミュニケーションを図ることが求められてきます。高校までに蓄積してきた英語力を引き出しつつ、英語を母国語とした欧米文化を知ること(異文化間理解)を重要視することで、生きた英語を習得する講座となっています。