◆大学生活で力を入れたこと
僕が大学生活で一番力を入れてきたのは、大学生協の英語・コミュニケーション講座のサポーター活動です。僕は1年生の時に当講座を受講し、2~4年生の間サポーターとして活動していました。この講座は英語嫌い/苦手だった僕に英語を話すことの楽しさを教えてくれました。そこで、この楽しさをより多くの人にも体験してほしいと思い、サポーター活動に参加しました。この講座には苦手な英語を克服したいという1年生も多くいます。そのため、僕は受講生の小さな変化も見ることを意識して活動していました。講座自体は週1回ですが、毎講座目標を立てて臨んでもらうことで、受講生は回を重ねるごとに少しずつ成長していきました。僕にとって、その受講生の「できた!」の表情を見るのがとても刺激になりました。自分を含め人の成長を間近で体感する機会はめったにないと思うので、自分自身が向上心を保つためにもこの活動をやってよかったなと感じています。
◆大学生活の中で頑張っておくといいと思うこと
特にこれというのはないですが、時間と体力の許す限りいろんなことに挑戦してほしいです。自分の得意を伸ばすもいいですし、苦手克服に挑戦してみるでもいいです。大学卒業していきなり仕事ということが、まだぼんやりしている人も多いと思いますので、様々なことをやって、自分の「やりたい」を見つけるまたは再確認する機会を生み出してほしいなと思います。新しいことをすると失敗することもあると思います。失敗は誰にでもあるので、そこから将来の成功の糧を見つけ出しましょう。そして、自分の「やりたい」に近づくマスを1歩ずつ進んでいってほしいなと思います。もちろん、学部の勉強はしっかりやったうえでね。
◆大学生活の一番の思い出
大学2年生の夏休みに京都に旅行したことですね。
宿泊していたホテルから清水寺まで外国人のご夫婦と一緒に歩いて行ったことが印象に残っています。前述のとおり英語は苦手だったのですが、困っている様子だったので、僕から声をかけてお話ししながら道案内ができました。この時に、英語・コミュニケーション講座でやっていたことを活かせた喜びを感じたので一番の思い出ですね。
大学生活が終わりに近づくにつれ4年間は短かったなぁと感じてきます。
皆さんは今を楽しみながら、かつ4年後を見据え、1日1日を大切に過ごしてください。そのためにも、1歩を踏み出す勇気をもってほしいなと思います。この1歩は何に対してでもいいです。バイトやサークルなど新しいことへの挑戦、または苦手克服のためなど何でもです。でも、頑張りすぎも疲れますよね。時にはお休みへの1歩もはさみましょう。そうして踏み出した1歩で良い景色を見てもらえたらなと思います。