◆受験期に行っていた勉強法
「面接・小論文練習について」
私が面接対策でまず行っていたのが、頭の中で話す内容が整理できないため、Wordに想定される質問を書き、そこにアンサーを書いていくという一問一答形式での質問&回答集を作成していました。その一問一答集はプリントアウトして持ち歩き、暇があれば読んだり、内容に修正加えたり、随時更新して、面接に向けてどんなことが聞かれても対応できるように備えていました。
小論文も志望大学の過去問だけでなく、様々な大学の過去問に挑戦していました。あとは、今の自分が進みたい分野のニュースや話題は常にアンテナを張って、分からないことや不安なことがあれば、必ず調べて、Wordに残していました。そうすることで、あとで見返せるので思い出すことが出来ると思います。
特に私が大事にしていたことは、忘れることはあっても、一度聞いたり、見たりしたことは、何かしら思い出して、答えることができると思うので、「知らない・聞いたことない」ことをなるべく無くすようにしていました。
あとは、同様に推薦入試で受験する友達と進捗状況の共有や情報交換を定期的にしたりもしていました。
◆受験後はどのように過ごしたか
「学校大好き」
受験は推薦入試ということで12月の初めには終わりました。しかし、大学から指定の本を読んで要約&考察・意見を述べるレポート課題、e-learning(英語)の課題が出されていたため、課題に励んでいました。また、課題研究(卒業研究)の発表が1月末に控えていたので、それに向けての研究・発表資料作成・研究文集の作成等を行っていました。
課題研究と同時並行で、推薦入試を受ける条件としてセンター試験の参加が義務だったため、冬休み・放課後とかは、推薦入試を受けた人達でセンター試験勉強を行っていました。
2月になると自由登校になり、残りは卒業式となりましたが、変わらず学校に通って、先生の実習の手伝いや、卒業研究の続き、農学を極めたいと考えていたため、農業の専門書で勉強したりしていました。たまには、部活(野球)に顔を出して、一緒に練習をしたりもしていました。よく考えたら、今までと同じように、毎日のように学校行って、下校時間まで学校にいたのが印象に残っています。
◆受験期のモチベーションのあげ方
「自分にたまには優しくしよう」
受験という不安な状況下では、モチベーションがどうしても下がりがちだし、マイナス思考で考えてしまいがちになる。そんな時は、目標&ご褒美を設定してその目標までひたすら頑張ってみる。また、自分の好きなことを息抜きと言い聞かせてやる。自分の場合は、農業科ということで土いじりや花・生き物を見て、リフレッシュしていました。他にも、神社によく通って、ひたすら受かるようにお願いしていました。神様を自分の味方につけてでも受かりたいという想いがあったのと、祈ることでなんか気持ちがリセットされて「さあ頑張ろう!」という気持ちになれていました。神社に合格祈願の絵馬を飾っていたのですが、絵馬を毎回、神社を訪れるたびに、一番前に見えるようにして、まるで周囲に宣言しているようで「見られているからこそ、必ず実現するぞ」という気合の入れ直しにもなっていました。
◆受験当日のハプニングや困ったこと
「構内で迷子、まるでリアル脱出ゲーム&松江駅着かない」
個別面接が終わり、「お帰り下さい」と言われて、退出して帰ろうとしたのですが、生物資源科学部棟2号館の構造を当時知らない&何階なのかもわからない状態だったので、20分くらい出口が見つけることが出来ず、2号館を彷徨ってしまいました。最終的には通りがかった学生さんに出口を訪ねて、なんとか裏口から外に出ることが出来ました。オープンキャンパスでも使わなかった棟だったので、相当焦りました。
リアル脱出ゲームさながらの経験をして、帰りの夜行バスに乗るために松江駅に向かうために大学前のバス停から松江駅に行くバスに乗ったのですが、行きは15分くらいで着いたバスが20分経っても、松江駅に着かないというハプニングに見舞われました。停留所も聞いたことが無い名前で、乗るバス間違えたと思い、途中下車をして、見知らぬ場所を彷徨ってしまいました。最終的には、Googleマップでなんとかたどり着き、高速バスにも間に合い、帰ることが出来ましたが、自分が乗ったバスが「北循環内回り」という種別だったらしく、松江駅→島根大学は15分で行けるが、逆(島根大学→松江駅)は40分くらいかかるということを後に知りました。事前に情報を調べておけば良かったと思った瞬間でした。
◆受験生に一言!
大学受験は、自分自身との戦いでもあると思います。だからこそ、自分自身との戦いに打ち勝ち、自らの力で未来を切り開いてください!その努力はきっとこの先でも大いに生きると思います。大変な中ですが、コロナを跳ね飛ばす勢いで頑張ってください!!