水川春海 総合理工学部 数理科学科 2018年度入学(後期日程)
追い込み過ぎず、頑張ってください

受験期に行っていた勉強法

「多くの引き出しを作るという勉強法」

 

私は数学の学科の受験を控えていたので、主に数学の勉強をしていました。その中で私は、受験する大学の過去問を多く解くという勉強をしていました。過去問が載っている冊子の該当部分をコピーし、ノートに貼り解き、解答を見て理解したり、先生に聞きに行ったりという形で勉強をすすめていました。実際、受験の際は同じ問題は出ないにしろ、過去に説いた似た問題から解き方を想像するために、より多くの引き出しを持っていたほうがよいと思い、そのような方法で取り組んでいました。しかし、僕は多くの問題を解くことに一生懸命になりすぎてしまったので、もっと「考える」過程を重視しておけばよかったと少し悔いています。

 

受験後はどのように過ごしたか

「終わらない勉強生活」

 

私は前期に受験した大学が不合格だったため、後期日程で島根大学を受験しました。前期後期以外の大学への入学は考えていなかったので、島根大学に入学するか浪人をするかという状況でした。私の母校には補習科というものがあり、予備校のような形でもう1年勉強できるような環境がありましたので、後期受験が終わってからは、その補習科への入学試験の勉強に追われ、寮からもすでに出ていたこともあり、実家から毎日片道1時間かけて学校へ通い、勉強をするというような生活でした。周りの人はほとんど勉強を終わっている状況で、なかなか励まし合えるような人もおらず心細かったので、そのような状況の受験生には追い込みすぎず頑張ってほしいと思います。

 

受験期のモチベーションのあげ方

「友達と刺激し合う」

 

私は高校時代、寮生活をしていたこともあり、朝学校に行く前や夜学校から帰って来てからなどは、ほとんどの時間で友達と一緒にいました。寮生の中にも私と同じように前期日程、後期日程ともに受験していた子もいたので、その子たちとお互いの状況を聞き合ったり、「頑張ろう。」と声を掛け合ったりすることが私のモチベーション維持の方法でした。

他には、その友達と外食をしに行ったり、気晴らしに体を動かしに行ったりしていました。このような感じで同じ目標に向かっている友達と励まし合ったりすることで精神的に大変なときにも踏ん張れたのかなと思います。

 

受験当日のハプニングや困ったこと

「視力」

 

受験時やテスト時には、よく前の黒板に問題文の訂正を書かれることがあると思います。前期日程で大きな教室かつ、私は後ろから2番目の席だったため、その訂正文がぼやけて見えず読めないということがありました。問題が難しく、その問題を解くことはありませんでしたが、焦ってしまいますので気をつけてください。

 

受験生に一言!

精神的に集中しきれないことや、頑張っているのに結果が伴わないと自分で思ってしまうこともあると思いますが、比較するのではなく、友達と刺激し合いながらしていくのがよいかなと思います。