第4話|社会で活躍する先輩の4年間ー教員

いろいろな彩り(経験)が教員の魅力につながる

2020年 卒業
槇原 彩夏 さん

出雲市立大社中学校 講師

現在のお仕事を選んだ理由やきっかけについて教えて下さい

きっかけは高校3年生で進路に悩んでいた時に、教員が向いているのではないかと恩師に助言してもらったことでした。今まで自分の考えになかった新しい夢を見つけることができ、大学も将来を見据えて選択することができました。
私自身も恩師のように、これからの未来を担っていく子どもたちの夢や目標を叶える支援をしたいと思い、教員を志すようになりました。 大学では、大学生協での活動や複数の海外渡航、フルマラソンなどやりたいと思ったことは尻込みをせず、なんでも挑戦をしていきました。たくさんの挑戦を通して、今まで自分にはなかった新しい考えや世界を知ることができ、私自身の世界観を広げることができました

学生時代に努力したことで役に立っていることを教えて下さい

学生時代に最も打ち込んだことは大学生協での活動です。4年間取り組んできた活動で、かけがえのない仲間たちと出会い、素晴らしい経験をさせていただきました。対応する新入生や講座の受講生、共に活動していくメンバーなどたくさんの人と関わることが増えていく中で、関わる相手に柔軟に対応する力を身につけることができました。
学校現場で生徒1人1人に合わせて対応することが、新入生や講座の受講生1人1人に合わせて対応していたことと同じような感覚で、今までやっていたことが直結しているなと強く感じています。

今のお仕事の魅力もしくは将来の夢について教えてください

教員の魅力は、毎日たくさんの気づきや学びを得られることです。生徒の考えにハッとさせられることがあったり、先輩の先生に授業のフィードバックをいただいたり、毎日が刺激的で楽しいです。なかなか生徒に自分の思いが伝わらず苦労することもありますが、1人1人の理解度や特性に合わせた指導ができるよう日々試行錯誤しています。
今はまだ講師ですが、正規採用として教員として魅力ある人材と認めてもらえるよう励んでいきます。そしていつか担任を持ち、生徒1人1人の夢や目標を支えていける存在になりたいです。

💡 ワンポイントアドバイス

教員だからといって、教員のための勉強をしているだけでは理想の教員にはなれません。
様々な価値観に触れ、様々な経験をすることで教員としての魅力につながり、結果的に人としての魅力や大学生活の彩りにつながります。 そういったことを槇原さんは大学生協の活動をはじめ、海外渡航やフルマラソンなどを通して実践していきました。

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