知ってると便利な用語集
費用に関して
家賃
入居しているお部屋の賃貸料金です。支払方法は前月までに大家さんが指定する金融機関へ振り込むという方法が一般的です。生協管理物件ではほとんどの物件で、生協が家賃の自動引落しも行っています。万が一支払が遅れた場合の入居者への連絡なども学内の生協が対応しますので安心です。
共益費
共同利用の部分に関する必要経費を入居者がそれぞれ負担するものです。毎月家賃と一緒に支払います。具体的には、共用部分の水道光熱費・清掃費・建物の維持管理費・エレベーターなどの定期点検の費用などにあてられます。物件によっては共益費が家賃に含まれている場合もあります。
敷金
部屋を借りるにあたって、保険として先に大家さんに支払うお金です。家賃に未払いがあったり、室内に大きな傷をつけてしまった場合にこのお金で補われ、差し引き額が退去時に返還されます。ただし、ほとんどの物件で退去時のクリーニング特約などが付されますので、契約時によく確認しましょう。
礼金
入居の契約をした際、入居期間の長短に関わらず、大家さんに謝礼として支払うお金のことです。従って基本的に返還されない費用となります。最近は、礼金を取らない大家さんも増えてきています。
仲介手数料
お部屋探し等のサービスに対して、物件を紹介した不動産会社へ支払う料金です。法律で定められた上限の家賃の1ヵ月分+消費税が一般的ですが、不動産会社によって異なります。岡大生協の紹介物件は約97%の物件で仲介手数料無料、残りの物件もすべて仲介手数料は半額でお得です。
鍵交換費用
鍵交換は不特定の方が入居する賃貸住宅で、安心して入居するためのセキュリティー対策の一つです。以前に入居していた方が悪意を持ってスペアキーなどを持っていた場合を想定すると、鍵交換は必要なものと考えられます。鍵交換にかかる費用は1.5~2.5万円程度となります。
火災保険料
火災保険への加入が入居の条件になっている賃貸住宅が多くなっています。費用は1~2万円程度が相場となりますが、大学生協では「学生賠償責任保険一人暮らし特約」へのご加入をお勧めしています。
原状回復費
原状回復費とは、借主が故意または過失によって、室内を破損させたり汚したりした場合にかかる修復費用のことで、通常敷金がその費用に充当されます。但し「経年劣化」「通常損耗」と呼ばれる、借主が普通に生活する上でついた傷や汚れはこれに含まれず、貸主の負担となります。生協管理物件では生協のスタッフが退室後に室内点検をし、費用負担の割合などを判断しますのでより安心です。
建物の構造について
木造
通気性があり、湿気がこもりにくい構造になります。生活音(振動)が響きやすいという点があります。
鉄骨造
鉄骨造は木造に比べ耐震性が良くなります。生活音(振動)が響きやすいという点があります。
鉄筋コンクリート造(RC)
耐震性、耐火性、耐久性、遮音性・保温性に優れています。気密性が高いため、結露が発生しやすくなりますので、朝夕一日に2回は換気をしましょう。
鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC)
最も強度が高いため、高層階でも安心できる構造になります。耐震性、耐火性、耐久性、遮音性・保温性に優れています。
室内設備について
ベランダ
建物の外壁から張り出し、人が出入りすることを前提とした屋外スペースのことです。バルコニーとの厳密な区別はありません。洗濯物を外に干したりするのには嬉しい設備といえるでしょう。
ロフト
部屋上部のデッドスペースを利用した中二階部分の空間を指します。ロフト部分へはハシゴなどで昇り降りします。ベッドや収納スペースとして利用される場合が多いようです。またロフトの面積は占有面積には含まれません。
給湯設備
お風呂や洗面台、台所設備などにお湯を供給するための設備です。ガス式や電気式があり、いずれも、ほとんどの場合はお湯側の蛇口をひねれば自動的にお湯が出ます。古い建物の場合、台所の流し台にお湯が出ないこともありますので下見の時に確認しましょう。
電気コンロ
電気熱源のコンロで、電気で鍋を発熱させる調理器具です。鍋の種類を問わず熱することができますが、ガスコンロに比べると火力が弱めです。
IHヒーター
磁力で鍋を発熱させる調理器具です。コンロ周辺や台所の天井が汚れにくい、火を使わないので安全、ガスコンロと火力が変わらないなどのメリットがあります。鍋の素材によっては加熱されないものもあります。
ガスコンロ
必要な火力をすばやく得られるので、炒め物に最適です。部屋によっては備付けの場合もありますが、ガスコンロを持ち込む場合は、必ずガスの種類を確認してから購入しましょう。
フローリング
洋室やリビングダイニングキッチンなどで木材を使用した床張りのこと。 掃除がしやすいことや、畳やカーペットに比べダニの心配が少ないことから人気が高い床材です。ただし遮音性能が高くない部屋では、下の階に音が伝わりやすいので注意が必要です。
クッションフロアー
多くが抗菌・防カビ・防汚加工が施されており、ジュースなどの水分をこぼしても、すぐに拭けるのでお掃除の面でもとても楽なのが特徴です。フローリングに比べると音が響きにくい、表面に傷がつきにくいなどのメリットもあります。
インターホン
扉を開けずに来訪者と会話ができるため、防犯面で安心な設備といえます。ただし、覚えのない配送便やセールスの場合は声だけで判断せずに、必ずドアスコープなどで相手を確認した上で、ドアチェーンなどをつけた状態で扉を開く癖をつけるとより安心です。
浴室
浴室・トイレ・洗面台が一緒になったバス・トイレ同室タイプから、セパレートタイプで追焚き機能や浴室乾燥機が付いたものまで様々なタイプのものがあります。浴室タイプの違いが家賃の上下に最も影響しますので、自分の家賃予算の上限をよく考えてお部屋探しをしましょう。
トイレ
浴室と一緒に設置されたバス・トイレ同室タイプから、温水洗浄便座や暖房便座が付いたセパレートタイプまで様々なものがあります。築年数が古いお部屋では和式の場合もありますので、洋式を希望する場合は下見の時などに確認しましょう。