C.I 教育学部 2022年入学
価値観の変容

 「価値観の変容」今回のツアーを終えた感想として私にはこの言葉が最も適っていると思う。


 「いつか外国に行ってみたい。」幼少期より、海外に住む従妹や外国人の曾祖母、親戚と付き合いがあったことから、興味本位で漠然とそう思っていた。中学生の時には「将来、国際線のCAになる」という夢を語っていた。高校に進学し、将来の目標が変わってからも海外に行きたいという想いだけは変わらずあった。従って、今回、その希望を叶える機会を与えられ、実際に現地に赴くことができたことを嬉しく思う。


 今回のツアーを終えて、英語学習に対するモチベーションが上がったと感じている。出国前、私は、就活の際に英語資格が要るため、しぶしぶ英語の学習に取り組んでいた。入国後、実際に現地の人と対話をする機会が多くあったが、ありとあらゆる場面で円滑にコミュニケーションがとれたわけではなかった。そこで初めて、「伝わらない、分からない。」そのことに、歯がゆい想いに駆られ、「もっと英語を学びたい」と思うようになった。このことから、英語は能動的に勉強するものではなく、「伝えたい」「分かりたい」という気持ちがあって初めて「学びたい」という気持ちになるのだと気づくことができた。


 また、そう思えたことで、将来の展望も少し変わった。マスコミ業界の一般企業に就職したいと考えていたが、国際的な仕事に就くことも選択肢として考えるようになった。それは、また外国人と関わりたい外国に行きたいといった想いが芽生えたからであろう。このように英語学習に対する意欲が湧いたり海外に対する興味が深まったりした一方で、他国の文化にふれ、比較することにより日本にいるときにはわかっていなかった日本の長所や短所に気づくこともできた。


 人生における目標や将来の展望は漠然としたものしかないが、様々な体験を重ね、多くの人々と交流しながら、様々な価値観や人々の考えを享受することで得た気づきや価値観を大切にして自身の人間性を磨いていきたいと思う。初の海外ということもあり、不安も感じていたが、その不安を感じる余裕もないくらいに充実した1週間を過ごすことができたと断言できる。


 最後に、このような貴重な経験ができたのは、大学関係者の方々や家族の理解と協力のおかげだと思っている。そういった方々の期待に沿えるよう今後の生活でも日々精進していきたい。


後輩へのメッセージ

海外に行くことに損はありません。


特に若くて時間がある大学生のうちに行くと、これまで育ってきて培ってきた価値観が180度変わります。

そして、日本に帰りたくなくなります。


それくらい新しい世界を見ることができるため、ぜひ参加していただければと思います。

恐らく、社会人になるとお金はありますが時間はありません()


また、留学と比べ満たさなければならない語学レベルの条件がないことや期間が短いこと、サポートが手厚いことなど、いい意味で敷居が低いため、気軽に参加できます。

動機はなんでもいいと思うのでとりあえず参加してみてくださ


この先輩が利用した入学準備