私は今回のツアーに参加する際、海外に行ってみたい、英語を学ぶモチベーションになれば、海外の友達ができれば、などの様々な期待を抱いて参加しました。しかし、日程が近づくにつれて、言語に対する不安が大きくなりました。
ついに、ツアーが始まり、すぐさま空港からホテルまでの行き先を調べることになり、インフォメーションに行って話しかけると、やさしく丁寧に教えてもらうことができたので、英語で話しかけることへのハードルが下がりました。さらに、駅に着いて困っていると「道を案内するよ!」と駅員の方が声をかけてくれて5分ほど歩いたところまで丁寧に案内してくれました。そして、そこでたくさん会話ができただけでなく非常に楽しかったため、オーストラリアはなんていい人ばかりなんだ、と非常に驚きました。これは、私の渡航前の言語に対する不安が払しょくされるだけでなく、海外の人に対するイメージが非常に良くなった瞬間でした。
この経験から、英語で話しかけることに対する抵抗がなくなり、英語がうまく話せず不快な思いをさせてしまうかもしれないなどの失敗を恐れるよりも、話かけずに旅が終わって後悔しないようにしよう、と積極的に話しかける勇気が出ました。この勇気は、道やおすすめの店について質問するだけではなく、何気ない会話を英語で行うということです。出発前、不安に感じていた自分の英語力でも、「当たって砕けろ」の気持ちで話しかけて、こうやって話すと英語で話しやすいのか、海外の人の何気ない会話ってこんな雰囲気なんだ、と実際に体験してみないとわからない会話のスピードや雰囲気、内容などを知ることができ、勇気を持って話しかけてみてよかったと感じました。
また、現地での思い出として特に心に残っているのがボンダイ・ビーチです。日本ではあまり見られない肌の露出、砂浜の冷たさ、波しぶき、海の透明度、磯のにおいの少なさ、サングラスの人の数、など実際に現地に行ってみないとわからないことが、特に多く体験できたと感じるとともに、景色に対して非常に感銘を受けた場所だからです。その他にも、オーストラリアが多民族国家であるため、異文化を快く受け入れるという話は聞いたことがありましたが、実際、シドニーに降り立つとアジア系、ヨーロッパ系など非常に店の種類が多岐にわたってていることなどからすぐに納得することができました。
最後に、 毎日朝と夜の会でみんなの意見を聞き、自分と関連付けて考えたり、新たな発見が多々あったため、一人よりも学びの多い充実した1週間だったと感じました。たくさん意見交流の機会があったため、様々な考え方や刺激が得られただけでなく、自分も意見が言えるようになりました。アクシデントがあっても、みんなで楽しく乗り越えられたので本当に良い仲間と出会えたなと思います。
このツアーに携わっていただいたすべての皆様ありがとうございました。
後輩へのメッセージ
海外に行ってみたいけど、海外に行く勇気が出ない、英語が喋れない、と思っている人、迷っている人にはこのツアーにぜひ参加してほしいです。
なぜなら、実際参加してみて、海外や英語に対するハードルが下がるだけでなく、行動積極性が高まったと感じているからです。
さらに、いざというときは生協の方の支えがあるため、ホテルなどの生活面も安心して行うことができ、仲間とともに行動するため、楽しく互いに力を高め合うことができると思います。
そして、一人で参加することを躊躇する人もいると思いますが、むしろ一人で参加した方が良いと思います。
ほとんどの人が一人で参加していてすぐに新しい友達ができるだけでなく、知り合いが誰もいないから普段の自分の殻を破りやすくなると思うからです。
以上は私の体験談であり、このツアーに参加して良かったと非常に感じています。