monica 人文社会科学部 2018年度入学
在学中に気づいた英語の大切さ

私は中学・高校での英語の授業がとても苦手でした。

というのも幼少期に海外で暮らしていたため、なんとなく通じる英語が身についており、日本の学校で習うきちんとした英語についていけなかったためです。

文法は分からないし、従属接続詞も何を指すのか理解できないがリスニングだけは出来る、といった具合で騙し騙しテストをかいくぐってきていました。


大学入学後は、高校までの受業と異なり、自ら何を学びたいか選択し、教授の解説をもとに自ら課題を設定し解決することが大学での学びであるため、なんとかなるのでは、と考えていました。しかし、専門的な知識が深まるにつれ、世界の共通語である語学の習得がいかに重要であるかを痛感しました。


卒業論文を執筆するには、専門的な資料が必要です。日本語で書かれた先行研究よりも、世界に発信されている先行研究の方がより正確な成果を上げている場合や、使用したい資料が日本語では発行されていないことも多々あります。私の場合は研究にピッタリな資料がポルトガル語でしか発行されておらず泣く泣く諦めることもありました。


英語はコミュニケーションツールの一つですが、英語を身に着けることで、自分の専門性を高めることができます。私は卒業後大学院に進学しますが、修士・博士と専門的に学ぶためにはやはり英語は必要不可欠です。


大学院によっては、語学専攻でなくともゼミでの発言は英語以外禁止といった場合もあります。海外での発表等も視野に入れて研究するため、日頃から練習することが重要となります。ここまで聞くとうんざりしてしまうかもしれません。私は書きながら既にうんざりしてしまいました。でも英語の重要性は大学・大学院での学びに限ったことではありません。就職後もこのグローバルな社会では、英語はもはや習得必須となっています。

さらに、院試でTOEICを活用している大学も多いので、将来大学院進学を考えている人は、早めに対策をしておいた方が良いです。


高知大学の英語講座は、英語が元より好きな方の他、私のように英語に苦手意識を持っている方でも、楽しく、より身近に英語を感じる講座となっています。ニュアンスを知ることで、知らない単語でも法則性を見つけることができます。TOEICで点を取りやすい裏技等も知ることができます。

英語講座で英語の勉強を続けていて本当に良かったなと、今なら思います。

大学の受業にも英語科目はありますが、英語講座でしか経験できない発見をぜひ、新入生にも体感してほしいです。


この先輩が利用した入学準備