入学準備は、4年間(6年間)の準備です

以下は2023年度新入生に向けた情報です。2024年度新入生の方への情報は確定次第、更新します。

(1) 高校までとは違う!ということに早く気づくこと

 大学生になると、各種手続き、学修や研究、健康管理や集合住宅での生活など、学生自身が行わなければならず自立や主体性が求められます。生協は先輩の経験や情報を伝え新入生の自立を応援するとともに、必要な時、特に命や健康にかかわる場面ではしっかりとサポートします。

行動範囲が広がる

車やバイクを持ってる友達もでき、空きコマや週末を使ってドライブや旅行したり。当然帰宅時間が深夜になることも。留学や海外旅行などのチャンスも増えます。

学び方が変わる

自分で講義や教科書・参考書などを活用して主体的に学びます。わからないことは自分で調べ・質問して理解する。仲間と協同した研究や実験もあります。

自己責任の領域が増える

例えば試験や就職情報などの大学からの情報(主にメール)を見落とすと大きな失敗にもつながります。本人が見たかどうかは点検してくれません。

成人年齢18 歳

成人年齢の引上げにより、契約をはじめ成人としてできることが増えます。同時に消費者トラブルなどの危険に出会う可能性も増加します。

(2) 大学でチャレンジする目標を持ちましょう

 入学はゴールではなくみなさんの夢の実現に向けたスタートです。入学直後からそれぞれの夢に向かって歩んでほしいものです。しかし「まだ将来の夢や大学での目標がない」という人もいることでしょう。何も決めず過ごすと、ただ時間だけが過ぎていくことになりかねません。なんとなく日々を過ごすのではなく、現時点で考える「当面の目標」を定め歩き出すことが大切です。

先輩たちの経験を聴くことがとても参考になる

 「国家資格に合格して医師や薬剤師を目指す」「公務員や教員になる」など、すでにはっきりとした将来の夢を持っている人は、その夢の達成に必要な勉強や経験を積み重ねていってください。その際に役立つのが先輩たちの経験です。どんなきっかけで目標ができたか、どんな想いで頑張っているか、どんな工夫をして勉強し続けているか、頑張っている先輩の経験は必ずみなさんの進む道を照らしてくれるはずです。

先輩たちの目標はどんなこと?

 将来の夢が決まっていなくても大丈夫、夢は大学生活の中で見つければいいのです。しかし何もせず日々を過ごしているだけでは見つからないものです。まずは今の考えや関心から、大学に入ったらチャレンジすることをいくつか決めて、「始めてみる」ことです。
 ちなみに下は昨年の先輩たちの入学時の目標です。

大学で チャレンジ することは…

  • 国家資格(医師や薬剤師)に合格する!
  • 強みとしてTOEIC750を絶対に取る!
  • 大学講義を通してやりたい研究を見つける!
  • 大学でできた友達と海外旅行に行く!
  • ホログラムを作る!
  • いろんな人と出会い様々な分野の人脈を作る!
  • 興味ある分野をたくさん勉強し知り尽くす!
  • 色々な事に挑戦し強いプログラマーになる!
  • やったことのない新しいことにチャレンジ!
  • 遊びも全力、バイクで四国一周! ...など

目標が変わることがあってもいい!

 大学時代には、いろんなことを学び、世代も興味も異なる多様な人々と出会い、海外体験を含めた様々な体験をすることになります。ですから高校時代の興味や価値観は大きく変わり、「目標そのものが変わる」こともあることでしょう。それが成長なのだとも言えます。夢や目標が変わることを恐れず、自分が求めるものを信じて歩んでほしいと思います。

(3) 入学準備が4年間(6年間)を左右します

 入学準備は入学時に必要な準備ではありません。卒業までを見越してどのような大学生活を行うかを考え、そのために必要な準備をすることです。少し長い目でイメージすることが失敗しない秘訣です。

1年次をどう過ごすのか

 入学時期の新入生は「将来のことはまだ先」「合格したら遊ぶぞ!」と、大学生活を満喫する方向へと意識が向かうことでしょう。大変な受験期を乗り越えてきたわけですから、これまでの我慢も併せ、のびのびといろんな経験をしてほしいものです。
 ただ忘れてはいけないことは、就職活動のスタートは4(6)年後ではないこと。4年で卒業なら、3年になるとインターンシップが始まりますから、それまでに就職の方向性や「取得したい経験・スキル」を決まっていること。例えば公務員志望者なら2年生後半、遅くとも3年生になると試験対策がスタートし、これに1年以上を費やします。学年が上がると大学の学修も忙しくなりますから、PCの習得や資格取得、グローバルな視点(海外体験や留学)、運転免許などは、できれば1年のうちにクリアしておきたいところです。後に残すとこれらのチャレンジをあきらめざるを得ないかもしれません。

入学準備で変わる「学び・成長の角度」とは?

 そこでどのような入学準備を行うかがポイントになります。第一は大学で学ぶためのスキル(学修スキル)を身につけること。徳島大学の先輩達が行うパソコンや教材を使った学習の工夫を学び生かすことです。第二は将来のために目標とする体験やスキルを考え修得すること。英語スキルや海外体験、運転免許などがこれに含まれます。企業が新入社員に強く求める「コミュニケーション力」も簡単には身につきませんから、違う世代の人と話す機会をたくさん持つなどの行動も必要です。  このように大学時代のよりよい成果のために考え準備することが「入学準備」です。学修環境を整えたりよりよい入学準備を行うことで卒業時の到達点が変わる、つまり学び・成長の角度が上がるのです。生協はみなさんの学びの角度を上げるための情報やサポートを行っています。

1年生から学ぶ環境を整えスキルアップや様々な体験を得ることで大学での学びの角度が変わります!

卒業時徳島大学で良かったと思える4年間に

皆さんは社会に出るとき、どんな自分をイメージしますか? どんな夢を持ち、どんな世界で活躍したいでしょうか?
自分がそのためにどんなことをする必要があるか、考えてみましょう。

1年生スタートダッシュのための講座や語学体験を用意しています

1年生の内にどんな準備をしておけばいいの? 徳大生の先輩に話を聞こう!

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