第4話|学部別 先輩の学習方法

人文科学部&経営学部

人文科学部と経営学部の講義では、先生が教科書やレジュメをもとに話される「講義」と少人数クラスで学生も含めてディスカッションを行う「ゼミ」が代表的な講義形式です。
今年度のオンライン講義においては、「講義」はオンデマンド形式とライブ形式がありました。「ゼミ」は基本ライブ形式です。学科によって、勉強法は異なりますが、 テストがある講義もあれば、この二学部はレポート提出のほうが多いと思います。なので、レポートの書き方を最初に学ぶことをお勧めします。

薬学部

薬学部の講義は1年の前期でサイエンスコミュニケーションという科目を通じて高校の復習を中心に行いつつ、薬剤師に必須の構造式暗記なども行います。
この時の基礎がとても重要なので高校のときに取らなかった生物や物理をしっかりと復習するようにしましょう。専門科目は1年生の後期からスタートします。 2年生になると基礎薬学実習がはじまり2週間に1つのテーマで実習が行われレポート提出が頻繁にあるので、大変ですが嫌でも鍛えられます。
3年では臨床コミュニケーション演習、4年では実務演習事前学習を行い、5年次以降の実習に備えていきます。薬学部は授業(90分)の倍の自習時間(180分)が必要と言われています。 授業のノートをまとめ直し、暗記を中心とした勉強を行っています。

教育学部

教育学部は2学科あります。教育心理学科では、養護教諭と認定心理士、公認心理師を養成しています。心理支援や養護について学び、学外実習や教育・福祉現場体験等を通して実践力を身に着けていきます。
養護教諭の必修では感染症や免疫機能について学び、近年の感染症に関する新聞記事からレポートを作成したりしました。学科内での交流企画で歓迎会や球技大会などが行われます。 初等教育学科は、これまでの保・幼・小に加え、特別支援学校教諭の免許取得などが可能です。また、実践力を高めるために1年次から小学校や保育園などの短期インターンシップがあるなど、 学外授業や体験学習も充実しています。学年を超えたつながりがあり、毎年3月には4年生を送り出す茶話会が行われたりもします。

就実短期大学

教育者・保育者を育成する「幼児教育学科」と、生活に役立つ知識や技術を養い、色々な資格を取得できる「生活実践科学科」の2学科で構成。1年生では、保育に必要な知識や技術を身につけ、1日実習に参加したりすることで現場の様子を知ることができます。 2年生では、保育所、幼稚園、施設の実習があるので今まで学んできたことを生かせるようにします。
幼児教育学科には「就実やんちゃキッズ」という子育て支援ボランティアや大学系列の子ども園が近くにあり、実習や授業のコラボが行われたりもします。生活実践学科では専門的でユニークな科目が多く、授業の選択次第では多くの資格をとることができます。

💡 ワンポイントアドバイス

  • 1年生最初の頃に、学科ごとの1泊2日研修旅行があります。学生同士や先生との交流ができたりします。
  • 将来に向けた準備は早いに越したことはない!大学のキャリアセンターや保育・教職支援センターは積極的に活用しよう。

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