第5話「学科別 先輩の学習方法」

経済学科

経済学科の講義では、現代社会が直面する諸問題に対して幅広い知識を持つ人材を育成することを目標として、経済や社会の理論・政策・歴史を段階的に習得していきます。他学科と異なる特徴として、より深く専門的な分野を学習するため難解な理論やグラフを理解しなければならないことも多く講義外での予習と復習はかかせません。また今年度、講義が遠隔メインになったことの影響でパソコンによる受講が前提として行われました。教授はPDFとして資料をインターネット上にアップするので、学生の中では紙に印刷せずにOneNoteで授業を受けている様子も見受けられました。パソコンを普段使っているかどうかに関わらず突然の故障や誤操作などのトラブルが頻発したため、困ったことがあればすぐに相談できる環境を整えておく必要があります。

国際商学科

国際商学科の講義は大きく分けて、専門科目、語学、少人数演習科目の3つです。国際商学科の特徴はグローバル人材の育成に力を入れており、経済系の講義の中でも世界に目を向けたものが多い学科です。経済・情報系の講義の多くは、先生がアップした講義資料を「One Note」に貼り付けSurfaceでノートテイクをしています。講義資料は枚数が多いため、紙でなくSurfaceでノートを取ることにより印刷する手間を省くことが出来るためとても便利です。さらに、週4回語学の講義があります。私は第二言語に中国語を選択していました。初めて習う言語なので、電子辞書を講義中だけでなく、予習復習の際にも常に携帯しています。少人数演習科目では、ディスカッションやプレゼンテーションを行うため、しっかりPCスキルを身に着けておくことが大切です。

公共マネジメント学科

公共マネジメント学科で他学科と大きく違う点は、経済学を学ぶ他に公共マネジメント実習という課題解決に向けた実習科目がある点です。毎年テーマが変わるそうですが、公共マネジメント実習Ⅰでは環境・防災のフィールドワークを行い、見つけた下関市の課題に対して班で解決案を考えPowerPointにまとめ発表しました。公共マネジメント実習Ⅱではformsの結果やExcelを用いてデータ処理・分析をし、課題・傾向を掴み、PowerPointにまとめ発表しました。そのためPowerPointやExcelといったOfficeスキルの習得していないとグループワーク・講義についていけないので、充分にOfficeスキルを身につけておきましょう!

💡 ワンポイントアドバイス

・大学の講義はOfficeを一定レベルで使えることが前提です。経済学部では学科ごとに具体的な講義内容が異なるものの、様々な統計データを用いた分析・研究を行うからです。
・1年生の中には予想以上の講義のレベルについていけず、悩む学生が多いです。特に春学期は、レポートや発表を大学生のレベルで行えず、単位を落とす可能性が高いです。

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