第1話「大学での学び 高校の講義とはどう違うの?」

大学での学びとは

大学での学びは、高校までの学びとは大きく変わります。
高校までの授業では、もともと正解のある問題に対して、その正解の求め方や、正しいと言われている内容自体を理解するという学修をされていたのではないでしょうか?
大学で行う「学問」は、「問を立てるということ」が最も重要です。そもそも正解がないことに対して、自らどのような問いを立てるのかを決め、自らその問いに対して意味ある答えを出さなければなりません

履修科目は自分で決める さまざまな講義の形

「問いを立てる」ためには、自分の修めたい学問領域の先行研究をよく知る必要があります。そのために、大学では自分が履修する講義を自分で決めることができます。履修した科目の内容を身に付けたという証明が「単位」です。進みたい専攻や研究室によって立てる問いも変わってきます。進路によっては抽選や選考となる場合もあります。その際に、関連科目の単位を取得していることが必要です。
大学では、さまざまな学習形態を通して問いを立てる訓練をしていきます。高校と同じように教室に着席して受講するもの、少人数でグループをつくりお互いに発表するもの、ディスカッションだけで進むもの、地域でのフィールドワーク、レポート作成、プレゼンテーション、オンライン講義、学外実習・実験…などなど。いろいろな講義・実験・実習を通して、知識と体験を身につけて行きます。

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