◆就職活動の中で必要だと感じた力
私が就職活動をしていく中で必要だと感じた力は、自分の考えや想いを積極的に伝える力です。その理由は2つあります。
1つ目は、グループワーク選考やGD(グループディスカッション)選考で必ず必要になるからです。これらは、グループで与えられたテーマについて議論し、結論を出します。簡単そうだと思うかもしれませんが、初対面の人が集められたグループの中で自分の意見や考えを伝えることは勇気が必要です。そのため、日ごろから自分の考えを相手に伝える練習をしておくのがよいと思います。
2つ目は、面接で必要になります。グループワークの段階ではあまり深く人間性を見られることはありませんが、面接になると違います。1対1になると、よりその人の考え方や人柄について聞かれます。そういった状況の中で、いかに自分の想いを伝えて面接官の印象に残るかが大切になります。
以上の理由から自分の考えを積極的に伝える能力が必要だと思います。
◆就職活動をする中で、大学生活で経験したことが活かせた場面
私が就職活動をしていて、大学生活の経験が活かせたなと思う場面は、グループワーク選考の時です。私は大学に入学後、何か新たなことに挑戦したいと考えていました。そして、新生活サポートセンターを利用した際に島根大学生協が案内している「学びと体験・出発講座」をお勧めされて受講することに決めました。講座を受講して得られたことは、様々な人の価値観を受け入れられるようになったことだと思います。講座でそのような力を身に付けることができたため、グループワークでは自分の意見を相手に伝えるだけでなく、相手の意見も尊重しながら議論を深めていくことができたと感じています。それがすべてではないと思いますが、選考を通ることができた1つの要因だと思います。
◆大学で沢山の経験をすることの大切さ
私は大学生になってから、学びと体験・出発講座、新生活サポートセンターのスタッフ、バイトなど様々なことに挑戦してきました。様々なことに挑戦することで、将来的に自分のやりたいことや頑張りたいことなどを見つけることができると考えていたからです。
仮にやりたいことを見つけることができなかったとしても、様々な人とコミュニケーションをとる中で自分の価値観を広げることができるようになると思います。そのような経験をすることで、教養のある人になることができると思うので、失敗を恐れずに挑戦することが大切だと思います。