リクト 総合理工学部 機械・電気電子工学科 2020年度入学(後期日程)
勇気をもって行動してみよう

◆生協学生委員会での活動



担当部局:平和部局

生協学生委員会は、島根大学生協と島根大学生協の組合員との懸け橋となるような存在であり、生協組合員に知ってほしいことや学んでほしいことを取り上げ、様々な活動を行っています。簡単に言いますと、大学版の生徒会執行部のようなものと考えていただければと思います。
中学・高校の生徒会執行部は生徒のために活動を行う組織ですが、生協学生委員会は組合員という大きな集団に対して活動する組織です。組合員は学部生だけでなく、教授、生協職員、留学生、院生も含みます。そのため、様々な視点から活動内容を考え、企画しています。私は平和部局という組合員が平和について考える機会を企画する部に所属しています。例えば「ユニセフ募金」を通して組合員にユニセフのことを知ってもらったり、「留学生交流会」を行い、外国の料理を食べたり、留学生との交流を持てるような会を企画するなどの活動などを行っています。担当部局はそれぞれあり、部局ごとに様々な活動に取り組んでいます。


◆生協学生委員会をやろうと思ったきっかけ

生協学生委員会で入ったきっかけは2つあります。

1つ目は、高校で生徒会執行部に所属しており、高校と同じような活動をしたいと思ったからです。高校の生徒会執行部での活動を通して、自分に自信をつけることができたので、大学ではさらに自身の成長につなげたいという思いを強く持っていました。実際、学生委員会は生徒会執行部と似ている点もありますが、規模が大きく、高校と比べて比較的自由であるため、活動の幅が大きくなったと感じています。
2つ目は、友人関係を作りたいと思ったからです。私は出身が広島県なので、同じ高校から島根大学に来る人はいましたが、学部が違ったり、そもそも高校時代から話す機会が少なかった人ばかりでした。そのため入学当時は知り合いがほぼ0人であり、さらに、コロナの影響から、新しく友達を作る環境がほぼありませんでした。生協学生委員会に所属することで新たに友人ができるのではないかと思い、入ることを決めました。現在でも、生協学生委員会の友人と休日に遊んだり、協力しながら生協学生委員会の活動を行っており、生協学生委員会の友達とはとても仲が良いです。

 

◆生協学生委員会の活動を通して学んだことや成長できたこと

生協学生委員会の活動を通して、他人の意見を尊重しながら、自分の意見を伝えるという点が学べたと思います。他人の意見を尊重することと、自分の意見を伝えることはどちらか1つであれば比較的行いやすいのですが、両方を行うことは非常に難しいです。他人の意見を尊重しすぎると、自分の意見はなくなり、人に流されてしまいます。反対に自分の意見を伝えすぎると、自分以外の人の意見を取り入れることができなくなります。私は後者になりがちであったため、人の意見を受け入れ尊重し、取り入れることができないかについても意識を向け、活動していました。
今では、生協学生委員会に入る前に比べて、他人の意見も尊重し、自分の意見が言えるようになったと感じます。

 

活動の中で楽しかったエピソード

活動の中で楽しかったことは、自分たちで企画した活動に組合員が参加してくれた時です。時間をかけ、準備を頑張った活動であればあるほど、その喜びは大きいです。
昨年はコロナの影響で、多くの活動を行うことが難しい状況にありました。そのため今年は、コロナの影響を軽減できるような活動を企画し、組合員に参加してもらいたいと考えています。そして、その活動により多くの組合員が参加してくれた際に、私たちはとても嬉しい気持ちになると思います。

 

新入生に一言!

みなさん入学おめでとうございます。コロナの影響を受けながらも、島根大学に合格し、入学されたことはとてもすごいことだと思います。外部の影響を吹き飛ばし、合格を勝ち取った皆さんを本当に尊敬しています。
皆さんは私達と同じく、コロナの影響で通常の大学生活よりも様々な面で制限を受けると思われます。考えていた大学生活とは少しだけ違うかもしれません。ショックを受けることもあるかもしれません。だからこそ、その感情を共有できる友達を持ってほしいと思います。共通の感情を共有できる友達がいるということは心の支えになります。

私のように友達が大学にいない状態から始まる人、新しく友達を作りたいと思っている人がいると思います。そんな新入生の皆さんに、私からアドバイスを送ろうと思います。

勇気をもって相手に話しかけてみてください!

大学入学後すぐ、資料を学校に取りに行ったり、新入生歓迎イベントなど、何回か大学に行くことがあります。その際、同じ学部学科で時間が分けられていることが多く、同学部学科の同回生と会う機会があります。その時にまずは1人に勇気を出して話しかけてみましょう。自分が大学生活を不安に思っているのと同じで、相手も同様に不安に思っています。自分が不安な時に誰かに声を掛けてもらったらうれしいですよね!だからこそ、もし話しかけれれば、相手は嬉しいと感じると思うし、話は弾むと思います!

長くなりましたが、改めまして本当に入学おめでとうございます!皆さんの新生活がうまくいくよう応援しています。最後まで読んでいただきありがとうございました。

この先輩が利用した入学準備