N 教育学部 学校教育教員養成課程 2024年入学 学校推薦Ⅱ
受験体験記

私は学校推薦型選抜Ⅱを受験し、教育学部に合格しました。

教育学部の推薦入試は志望理由書や共通テスト、面接の結果を総合して評価されます。面接はプレゼンテーションと口述試験により行われ、プレゼンテーションは図書の発表または表現活動のいずれかを選択します。私は図書の発表を選択しました。
図書の発表は、小学校教育に関する本を1冊読み、その内容及び自分の意見についてA4の資料3枚にまとめて3分間程度で発表するというものでした。
発表後、プレゼンテーションに関する質問や志望理由などの基本的な質問をされました。私は12月中に本を読み終わり資料の内容を大まかに決め、共通テストが終わってから資料の作成、面接の練習に取り掛かりました。

共通テストの1週間後に推薦入試があったので、短期間で仕上げなければいけませんでした。それに加え、午前中は学校で前期入試の対策授業を受け、午後から面接練習をしていたためお昼休憩をとる暇なく入試対策に励んでいました。私は資料作成のために先生にインタビューをしたり、教育のニュースに関心を向けたりするようにしました。そして毎日面接練習のときに先生に資料を見ていただき、その都度修正をすることで自分が納得のいく資料を完成させることができました。

また私は面接がとても苦手でしたが、多くの先生に面接練習をしていただいたことにより自分に自信がつき、入試当日は堂々とプレゼンテーションをすることができました。作成した資料も複数の先生に目を通してもらいアドバイスをいただくことで、自分では気づかないような細かい部分にまで意識を向けることができました。

私は本を購入したのが11月の下旬だったこともあり、入試直前に焦って詰め込むかたちになってしまったことをとても後悔しています。そのため、夏休み頃までにはどの本を読むのか決め、勉強の合間にコツコツ読み進めておくことをおすすめします。

また共通テストで自分の思うような結果が出なかったとしても、すぐに気持ちを切り替えて推薦入試に向けて対策をすることが大切だと思います。私自身、共通テストであまり良い結果が出ず落ち込んでいましたが、面接指導の先生が励ましてくれたことで気持ちを切り替えることができました。

共通テストの勉強もしながら推薦入試の対策を進めるのはとても大変だと思いますが、皆さんが岡山大学に合格できることを願っています!