
養護教諭になるための資格を取得できる国立大学の数はそもそもがあまり多くなく、岡山大学で学べるのはとても貴重というのが一つの大きな理由です。また、私の出身地である愛媛県からの距離も考慮したうえで、岡山大学に決めました。
一般選抜は共通テストと小論文、総合型選抜は共通テストと面接でした。どちらの方法で受験するか迷っていましたが、人前で話すことに自信を持ち始めた時期だったので、総合型選抜を受験することに決めました。9月に体育祭が終わってから、本格的な受験勉強と並行して発表内容や志望理由書を固めていきました。「奇抜な10点よりも平凡な80点」を目指して、母の力も借りつつ練習をしましたが、先述したように受験勉強と並行して行っていたので、得意科目の問題を解くのは授業だけに絞るなどして時間を捻出しました。
受験当日はあまり緊張していませんでしたが、それでもいつも通りのパフォーマンスができるかは不安だったので、何回も読んでいる本を受験会場に持って行って読むことで、普段通りを心がけていました。
入学したての頃は、三食食べてきちんと寝ることを特に意識していました。一人暮らしが始まって、やることなすことすべてに緊張していたので、無理をしないことを念頭に置いていました。今では自分で毎食作ることに慣れましたが、はじめのほうは料理のレパートリーを考えるのに頭を使ったので、食堂をよく利用しました。一食分のミールカードを購入していたので、「今日は作る気が起きないな」という日でも一食は必ず食べていました。一人暮らし生にとって、とても心強い味方です。
大学生は、自分のことを自分で管理できるだろうという信用により、保護者の庇護下を外れていく時期です。羽目を外すのも大いに良いですが、体だけは壊さないようにしてくださいね。