第4話|先輩の学生生活
「教養教育科目」と「専門教育科目」
岡山大学の教育は、全学部の学生が共通に受ける「教養教育」と、各学部の教育理念に沿う「専門教育」の2つに大別されます。1~2年生のうちに「教養教育」の卒業要件単位を取得し、3年生以降は専門科目のみを履修するという方が多いです。
全学部1年生の必修科目(全員が履修する必要のある科目)として、 「全学ガイダンス(岡山大学入門講座、キャリア形成基礎講座)」(1学期) 、 「情報処理入門」(1学期) 、 「数理・データサイエンスの基礎」(3学期) が開講されます。「情報処理入門」では、情報リテラシーを中心として、セキュリティ保護の知識、情報検索の方法、著作権法や個人情報保護法など守るべき法律の知識などを身に付けます。「数理・データサイエンスの基礎」では、どの分野の学問でも必須になるデータの収集・管理方法、ビッグデータの実際の活用事例などを学んでいきます。どちらの講義も個人のノートパソコンを使用して行います。
学びと教材
- 1年生:教養教育科目が中心となります。大人数の講義も多く、教科書を使用する講義も多いです。教材としてパソコンは卒業まで一貫して使用します。1年生からレポート作成、プレゼン発表なども行いますので、操作に慣れない方は、生協の「PCスキルアップ講座」の受講をオススメします。
- 2年生:専門科目の割合が増えますが、多くは学部全員、学科全員という形で40~200名程の講義が多いです。実験やゼミの講義が増えてきます。長期休暇を利用して短期の留学に行く方もおられます。
- 3年生:ほぼ専門科目のみになり、コースや研究室に分かれるようになります。夏休みはインターンシップにいく学生が多いです。休学して長期留学に行く学生もいます。
- 4年生:研究室配属となり、講義はあまりありません。決まった教科書はなく、それぞれ卒業研究を進めます。定期的な中間報告も行われます。
- 6年制の学部では、5年時に実習が行われます。
💡 ワンポイントアドバイス
パソコンはずっと使い続けます