第4話|先輩のお部屋を見てみよう!

1、家族とよく相談して決めました

文学部 2018年度入学 Y.Hさん

セキュリティーを重要視していた家族の意見を汲みながら、大学から近いこと、お風呂とトイレが分かれていること、静かな周辺の環境が気に入ったことが決め手となってこの部屋を選びました。よく大学との行き来をするので、何より大学に近いことが便利だと感じています。授業や部活動はもちろん、大学の図書館や食堂にも気軽に行けますし、あまり焦らず生活できることが嬉しいです。周辺のお店には自転車があれば難なく通えますし、天候が悪い日は徒歩で行くこともできます。
写真の手前側にはもう少し空間があり、クローゼットや本棚があります。家賃が平均よりも高い部屋ですので、部屋の設備が非常に充実しており、かなり快適な生活環境です。ただ、浴槽があっても滅多に浸からなかったり、空間を持て余していたり、有効活用できていないなという点もあります。オートロックやオール電化をはじめとする部屋の設備は人によって必要度が違いますし、家賃に関わってきますので、注目してよく相談されることをお勧めします。
部屋の中の物の多くは、生活を始めてから買い足しました。しばらく住んでいると何が必要でどんな物が欲しいかが定まってくると思いますので、部屋の中の理想はひとまず置いておいて、部屋の構造や設備、周辺の環境から考え始めるとやりやすいかもしれません。

お部屋情報

  • 間取り:1K
  • 家賃:53,000
  • 共益費:3,000
  • 通学:自転車
  • 津島キャンパスまで:5~10分(学南町)
  • おすすめ設備:オートロック/独立洗面台/セパレート

月々の収支明細

収入 支出
仕送り 40,000 円 家賃(親) 56,000 円
アルバイト代 40,000 円 水道,光熱費代 10,000 円
食費(ミールカード以外) 15,000 円
携帯,ネット代 10,000 円
交際費 5,000 円
その他 20,000 円
貯蓄 20,000 円

お部屋のポイント

  • 自宅学習は手前の机にパソコンや教材を広げて行うので、すぐ隣に本棚と日常使うものを固めています。テレビが正面にあるのと動線が少ないので、長時間同じ場所で座って過ごしていることもしばしば…。
    一押しポイントは、A4のファイル類が入る大きなカラーボックスと個別スイッチ付き電源タップです。

  • ベッドは運搬が大変なので組み立て式のものを引っ越しのタイミングで購入しました。
    多くの人と同じように、ベッド下は服や書籍の収納に使っています。
    脇に置いてあるのは最近買ったぬいぐるみです。

  • 自炊をするので、ワゴンを買い、調味料や材料を詰め込みました。
    もちろん、食堂を利用したりご飯を買って帰ったりする日もあります。
    水回りはこまめに掃除するとストレスフリーに過ごせます。

後輩へのメッセージ

力を尽くした受験が終わると、入学はあっという間にやってきます。私は合格が決まってからやっとお部屋について考え出したので、家族共々お部屋探しに焦ってバタバタしたことを覚えています。余裕があれば合格前に住む場所を決めてしまうと時間に余裕が持てると思います。
合格後に決めに行くという人も、多種多様で本当にたくさんのお部屋が取り扱われていましたので、お部屋探しに向かうまでに最低限の条件を相談しておくとお部屋探しが楽になると思います。
いざ住んでしまえば慣れて、後から住みやすいようにカスタムできることもありますので、バストイレのタイプなど、自力ではなかなか変えられない部分に注意することをおすすめします。何をどう準備していいかわからないという方は、「新入生サポートセンター」をはじめ、生協を利用しながら準備を進めていけば安心です。先輩方も頼りになる人ばかりでしたので、お部屋に関わらず気になることはどんどん質問されるとよいと思います。

2、自転車で10分は遠くない (個人の感想です)

理学部 2019年度入学 T.Yさん

 私は、家賃を一番に、続いて部屋の広さを重視して部屋を決めました。学校との距離は自転車で10分ほどと、生協で紹介している物件の中ではかなり遠いほうですが、高校の時に毎日30分かけて通学していたことを考えると何も問題のない距離です。実際、私は大学の食堂に行くために休日でも家と大学を2往復しています。また、通学路にスーパーもあるため、学校帰りに買い物をすることもできます。バスとトイレが一体であることを気にする人も多いですが、私の場合はすぐに慣れて気にならなくなりました。
 私は人と比べると部活やアルバイトで外に出る機会は少なく、お部屋にいる時間が長いですが、窮屈に感じることはなく、今のお部屋に満足しています。

月々の収支明細

収入 支出
仕送り 51,000 円 家賃 (ネット代、水道代を含む) 33,000 円
アルバイト代 40,000 円 光熱費 6,500 円
奨学金 40,000 円 食費(ミールカード) 18,000 円
食費(ミールカード以外) 2,000 円
携帯料金 5,000 円
交際費 5,000 円
その他 10,000 円

お部屋のポイント

  • ・本棚

    教科書や趣味の本などがたっぷりと入る棚です。(夏休みの帰省で教科書を実家に持って帰っているため、趣味のものばかりになってしまっていますが…)

  • ・勉強机

    机は大学のリサイクル市で買いました。ライトは実家にあった古いものですが、関節部で光の位置を調整しやすいので便利です。

  • ・ベッド

    ベッドにすると、毎日布団の出し入れをしなくていいので楽です。また、二つ折りなので、運び込むのも簡単でした。

後輩へのメッセージ

 お部屋探しをする時期というのは受験勉強真っ只中であったり、あるいは入学準備中であったりと、かなり忙しい時期だと思います。ですが、大学生活をする中で少なくとも4年間はそのお部屋で過ごすということを考えると、面倒くさがらずに「皆さん自身で」満足するお部屋を探してほしいと思います。

 といっても一人暮らしは初めてで、大学生活も初めてなわけですから、お部屋探しといってもどうすればいいかわからない人が多いと思います。そのようなときは、ぜひ新入生サポートセンターにお越しください。大学の先輩が自身の経験も踏まえて、皆さんのお部屋探しをサポートいたします。またその際には、お部屋のことだけでなく、積極的に大学生活(講義や部活、あるいはアルバイトなど)についても聞くのがいいと思います。回り道に感じるかもしれませんが、そのほうが大学生活を意識した、満足の出来るお部屋が見つかるはずです。


💡 ワンポイントアドバイス

  • 先輩のお部屋を見てどんな部屋に住みたいか想像してみよう。
  • そのお部屋で4年間(6年間)生活できるか?自分でよく考えてみよう。
  • 実際には大学やサークル、アルバイト等で部屋に居ない時間もかなり多い。
  • 途中からひとり暮らしを始める先輩も多いので、通学出来る範囲に住んでいる人は家族とよく相談しよう。

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