第5話|学部別 先輩の学習方法

法学部

法学部の講義では、先生が教科書やレジュメをもとに話をされる「講義」と、少人数クラスで学生も含めてディスカッションを行う「ゼミ」が代表的な講義形態です。オンライン講義においては、「講義」はオンデマンド型での配信、「ゼミ」はライブ型でというスタイルが多いようです。学生の受講のスタイルも自由で、対面講義時には教室内にパソコンを持ち込んでいるという学生も意外と多いです。
レジュメはpdf形式で学内システム上にアップされる講義が多いので、そのままpdfをデジタルノート「OneNote」に貼り付けて講義を受けている方もいます。Surfaceであればペンで直接画面に書き込みができるので、紙と同じ様に使え、長文になるとキーボードを使用してタイピングでと、両方をシーンに合わせて使い分けています。

工学部

工学部では1年生のときから「基礎実験」科目がスタートします。実験精度を高めるために同じ実験を何度も行ってデータを集めます。Excelを使用しデータを整理し、翌週に実験の結果や考察をまとめたレポートを提出し、添削を受けます。多くはWordでレポートをまとめることが多いと思いますが、コースによっては実験ノートに手書きでの作成・提出を指定される場合もあります。
学部の3年生までは「勉強」という面が強いですが、4年生になると「研究」になります。自分で問題に対するアプローチを決めて、自分の知識で解決する、1~10まで自分でやるというプロセスに変わります。1~2年生の間にしっかりと基礎を身につけておく必要があります。

医学部

医学部医学科では6年後の医師国家試験を目指して、「いかに効率的に短時間で膨大な知識をみにつけるか」が重要です。1~3年生で基礎を、4年生では臨床を学び、5年生は実習、6年生は国家試験対策と進みます。1~3年生の基礎の部分では、ただしい知識を身につけるためレポート課題が多くでます。医学書は大きく重たいため、最近では電子教科書を活用している学生も増えています。

💡 ワンポイントアドバイス

学部学科により、必要な教材は異なります。
法学部であれば教科書に加えて『六法』も必須ですし、理系の学部の多くでは、関数電卓や白衣などが必要になってきます。ただ、パソコンについては全ての学部で必須と言えるでしょう。
生協のお店では必要な時期に必要な教材を取り揃えています。

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