たいちゃんさん
2020/10/19
たいちゃんさん
理学部 4年生
一点突破で見えた光
 私の受験体験記はある意味では失敗であり、ある意味では成功の体験記です。
 そもそも私には、「絶対にこの大学に入りたい」「大学に入ってこんなことを学びたい」
という思いがありませんでした。高校で行われる進路希望調査では、志望校は常に地元の国立と言いつつ、それは薄ぼんやりとしたもので何のこだわりも持っていなかったのです。私の失敗の要因はここにあります。こんな中途半端な気持ちで受験勉強に身が入るわけがありません。結果、センター試験では得意科目である数学は高得点を取れたものの他の科目は平均点前後、これでは地元の国立にはまず合格できない。おそらくはここで初めて大学受験というものに本気で向き合ったのだと思います。
 しかし、センター試験の結果は出ている。この点数で合格を狙える大学もかなり絞られる。そんな中私が選んだのが、得意科目である数学の評価の割合が高く、比較的一点突破を狙いやすい受験形態だった高知大学です。
それからの約1ヶ月半、とにかく数学の毎日でした。高校で使用していた問題集、様々な大学の赤本、新聞に掲載されていた過去問、手元にある問題という問題を漁り尽くしました。さらに、すでに自由登校になっている高校に足を運び、友達からの質問に出来るだけ多く答えるようにしました。なぜそんなことをしたのかというと、「教えることでより定着する」というのと、「人に納得してもらえる証明を練習する」ためでした。一人で証明問題を解いて答えがあっていたとしても、ただ自分が納得するだけ、証明した気になるだけで、本当に相手に伝わる証明か自分では判断できなかったからです。
 そんなこんなで、私は何とか前期受験で高知大学に合格することができました。結果としては成功だと言えると思います。
 最後に受験生の皆さんへ、目標が固まっている人はその目標へ一歩ずつ歩んでいってください。私のように何となくの目標を掲げている人がいれば、改めて自分と向き合って下さい。もし、なるようになると思っているのであれば大間違いです。本気で取り組まなければ、なるようにしかなりません。皆さんの健闘を祈っています。
この先輩が利用した入学準備