第5話|先輩が紹介する学部毎の学習方法

理工学部

1年生では、教養科目や初年時科目に加えて、各学科で必要な基礎的な授業が主になっています。2年生から多くの学科で実験が始まったりと少しずつ専門的な授業が始まり、3年生ではほとんど専門科目の授業になります。4年生では研究室に所属し、卒業研究を行うため、授業はほとんどありません。自分の学科は、授業も生物、物理、化学という幅広い分野が入り混じっていたり、また、実験、レポート課題がとても多いです。
3年生になってからは最先端の研究についても学んだり、今後の研究に向けなぜそういう結果が出たのか、次はどんなアプローチをすべきか考えるような実験も多いです。大変ですが、自分の力になっていると感じています。(化学生命理工学科 Rくん)

農林海洋科学部

農林海洋科学部は基本的に、1年次は朝倉キャンパスで教養科目、2年次以降は物部キャンパスで専門科目を履修することになります。FS実習と呼ばれる実習が1年次からありますが、大学がバスを用意するので交通手段は大丈夫です。雨合羽、長靴、軍手などがあると役に立つかもしれません。
朝倉と物部の両キャンパスの間は約20km、車でも40分、混んでいると1時間以上かかることもあります。朝倉で行われる1年生の講義の単位を落とすと、2年生以降に再度朝倉に通わなければいけない事態が発生することもあるので、履修計画はしっかり行いましょう。(農林資源環境科学科 Yくん)

地域協働学部

地域協働学部は全体で60人ほどの学部です。1年の後期から実習が週1回あり土日に入る場合もあります。1年生のうちはどのような実習地や活動があるのかを知り、2年生から実習地を決めて活動します。実習は1つの班につき1年生は15人ほどで2年生以降は4、5人が多いので、生徒同士や先生との距離が近いです。
一方で課題も多い学部です。他の学部では論文は卒業時のみが多いと思いますが、自分の研究として1年生のうちから年2回論文を書く必要があります。また、1年次から専門科目も多いので授業のたびにword1枚ほどの復習・予習があり、実習に行くと振り返りシートを書く必要があります。どちらも大変ですが、4年間続けることで卒業時に余裕を持って取り組めたり、問題意識を持って有意義に実習へ取り組めたり必ず自分のためになります。(地域協働学部 Wさん)

💡 ワンポイントアドバイス

各学部、学科によって専門授業内容や、実習、演習のタイミングなど様々です。
自分と同じ学部、学科、コースの先輩から話を聞いてみよう。

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