第4話|学部別 先輩の学習方法

創造工学部

「デザイン思考能力」と「リスクマネジメント能力」の育成を取り入れた、次世代の工学系人材教育を行います。
デザイン思考とは製品に対する審美力を持ち、ユーザーが潜在的に求めている価値等を追求することで得られた抽象的なアイデアから、実現可能なプランに落とし込み、全く新しい価値を生み出す思考プロセス(手順)のことです。ビジネスや日常生活において、あらゆる分野の問題解決・イノベーション創出に活用できます。
リスクマネジメントとはあらゆるリスクを想定して未然に防ぎ、緊急時に適切に対応する、一連の計画・統制の課程を指します。リスクの要因としては、人的、技術的なものに始まり、災害や情報セキュリティに関わる想定外の事態に対する脆弱性など、多岐にわたります。イノベーションによる新たな価値の創造には必ずリスクが伴うため、この能力が不可欠となります。

💡 ワンポイントアドバイス

「学問基礎科目」においては、文系学生には理系科目を、理系学生には文系科目を、それぞれ一定単位取得させる、学生の学びを方向づける仕組みとなっています。水準としては、基礎科目に位置づけられます。
なお、学問することの驚嘆や喜びを具体的に経験することを目的とした導入科目「学問への扉」には、文系学生を主な対象とした「学問への扉(自然科学基礎実験)」と、理系を含む全学生を対象とした「学問への扉(書物との出会い)」を設けています。
水準としては、入門科目に位置づけられます。文理医の学部がある香川大学で興味の幅を拡げてください。

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