第3話|先輩の学生生活
全学共通教育
全学共通教育では、21世紀社会の課題に立ち向かう豊かな学問的知識と地域理解を合わせもち、汎用的なスキルとともに主体的な市民としての態度を形成した人材の育成を目指しています。
そのため、共通教育スタンダードは、①問題解決のための汎用的スキル(幅広いコミュニケーション能力)、②広範な人文・社会・自然に関する知識、③21世紀社会の諸課題に対する探求能力、④市民としての責任感と倫理観、⑤地域に関する関心と理解力、をその構成要素としています。
学びと教材
- 1年生:教養教育科目が中心となります。大人数の講義も多く、教科書を使用する講義も多いです。教材としてパソコンは卒業まで一貫して使用します。1年生からレポート作成、プレゼン発表なども行いますので、操作に慣れない方は、生協の「PCスキルアップ講座」の受講をオススメします。
- 2年生:専門科目の割合が増えますが、多くは学部全員、学科全員という形で40~200名程の講義が多いです。実験やゼミの講義が増えてきます。長期休暇を利用して短期の留学に行く方もおられます。
- 3年生:ほぼ専門科目のみになり、コースや研究室に分かれるようになります。夏休みはインターンシップにいく学生が多いです。休学して長期留学に行く学生もいます。
- 4年生:研究室配属となり、講義はあまりありません。決まった教科書はなく、それぞれ卒業研究を進めます。定期的な中間報告も行われます。
- 6年制の学部では、5年時に実習が行われます。
💡 ワンポイントアドバイス
香川大学はキャンパスが4つあります。そのため学部によっては曜日で受講するキャンパスが異なります。単位をきちんと取得すれば、基本的に2年生以降は一つのキャンパスで全ての講義を受講することになります。慣れない一人暮らしを始める方も多いと思いますが、規則正しい生活を心掛けて早く大学生活に慣れ、勉学や部活動に励んでください。