第3話｜社会で活躍する先輩の4年間ー民間企業

私は転職して現在の職に就きました。転職で今の会社(総合開発)を選んだのは、①新規事業部での募集で、これから商品を作っていくという仕事内容に魅力を感じたこと、②仕事内容の 説明や面接を受けた際、上司の人柄や雰囲気を見て、転職など考えず働くことができるだろうと感じたこと、などが主な理由です。
私の場合、学部生時代に学んだこと(主に化学)が仕事でも役立っています。また、学生の頃の人脈をたどって、仕事の相談などをすることもあります。このため、学生の時に自分の得意 なことを明らかにし磨いておくことや、様々な人(先生や先輩、他学部・他大学の友達など)と仲良くなっておくことは大切なことだと思います。

私の所属する部署では、環境問題を解決する商品の研究開発に取り組んでおり、現在は特に重金属汚染対策資材の開発に力を入れています。事業部ができて日が浅く、まだ少人数である ため、大変なこともありますが、開発する商品の全てに関われるという点は魅力的です。
環境問題には、重金属汚染以外にも、資源・廃棄物の有効活用や食品ロス対策、CO2排出抑制など、様々な課題があります。それらの課題の中から、自分の出身(農学)や交友関係を生かし てアイディアを出し、研究開発を進めているものあります。自分が出したアイディアを商品とし、売上に貢献することが現時点での目標の1つです。