第4話|先輩の学生生活

共通教育

 共通教育科目は、教育学部と都市経営学部に共通の科目です。幅広い分野の知識や考え方を学び、教養を身につけ、視野 を広げるとともに、自立した社会人として必要なコミュニケーション能力、国際化や情報化に対応した外国語能力や情報リテ ラシー、大学生活や卒業後のキャリア形成に向けて主体性や協調性、社会性や適応力などを身につけていきます。

教育学部

教育学部児童教育学科カリキュラム

カリキュラムは一部変更する場合もあります

各学年で履修する主な授業のポイント

1年次

必修の学部基礎科目は、教育者・保育者を目指した専門的学習への導入科目です。教育・保育の内容を融合しつつ、その意義や基本的概念について4科目を通して幅広く学びます。

2年次

選択必修の基幹科目は、発達・家族・障害の3分野を設け、教育・保育活動の理論的・実践的基礎となる専門知識を培い、基本的な課題を理解するための科目として開設します。

3年次

選択必修の発展科目では、4分野の中からより深く学びたい領域を選び、専門性を高めるとともに、教職者・保育者としての課題意識や探究へのモチベーションを養います。

4年次

必修科目の卒業研究では、1年次から3年次の授業で身につけた知識や素養をもとに、関心のある研究課題を設定し、研究に取り組み、結果をまとめて論文として発表します。

都市経営学部

都市経営学部都市経営学科カリキュラム

カリキュラムは一部変更する場合もあります

都市経営学部都市経営学科の学びの特徴

 持続可能な都市社会の創造に寄与できる人材を育成するために、都市経営学部は新しい学問分野として設置されました。「環境」を共通の基盤に、「計画・デザイン領域(工学系)」「経済・経営領域(経済学系)」「共生・開発領域(社会学系)」の3領域から「まちづくり」を探究するために、多様な学問を融合したカリキュラムを編成しています。1年次で3つの領域の基礎となる理論や視点、考え方を複合的に学びます。そのうえで自らの関心や興味がある3つの領域のいずれかに重点を置きながら、さらに発展的に履修を深め、探究します。段階的な流れで習得する知識や手法を、学外調査、フィールドワークやデータサイエンスの学び(GISなど)を含む演習科目および実習形態を通して、具体的な課題に適用することで確かな企画力や実行力を養成します。また、現代の都市社会の複雑な課題に対処できる資質・能力を身につけます。さらに、社会の現実的課題に触れる学びとして、授業では福山市全域をキャンパスとし、地元の産業界や行政、住民組織など、地域と密接に連携しながら教育活動を展開しています。

身につく力

 環境についての幅広い知識と素養とともに、都市社会の課題についての多面的で複合的な知識と素養を備え、持続可能な地域社会の発展のために企業の活性化や地域の再生を創造的に担っていくための、企画力や実践力が身につきます。
 また、統計学や社会調査の知識とともに、空間的ビッグデータを加工・解析するGIS演習などを通して、データサイエンスの基礎的な素養が身につきます。

💡 ワンポイントアドバイス

学部ごとによって勉強環境は異なる部分があります。自分が所属する学部の特徴をつかみ、効率的・効果的に学習を進めていきましょう。
また、どちらの学部においてもレポートの提出や、実習、フィールドワークなどでパソコンを活用するシーンは増加しています。在学中にパソコンを使い続けるようなパソコンやパソコンの保障は準備しましょう。