第5話|社会で活躍する先輩の4年間ー民間企業

タイ・バンコクで働いています。

2004年 卒業
立枩 明 さん

水産会社の営業

現在の仕事

水産会社の営業としてタイ・バンコクで働いています。日本の養殖魚やタイの自社工場で作った商品をタイ国内向けに販売しています。入社してからは魚粉魚油の輸出入、水産飼料の販売、首都圏のスーパーの水産売り場の営業等を行ってきてから海外勤務になっています。

進路を選んだ理由

もともとは実家のある地方の水産市場で何となく働こうと思っていました。一方で大学3年になったときに、このままダラダラ過ごした学生生活を送ってしまうのももったいないと思い、2年ほど休学して海外留学や国内旅行をしていました。海外で出会った日本人は目的意識が高く、それぞれが会社の規模を問わず希望する就職先に向かっていくのを目の当たりにして、自分だったら折角大学で学んだ水産知識を生かして、海外でも活躍できる水産会社で働きたいと思い、今の会社を選びました。

その仕事に就くために学生時代に努力したこと

特にこの仕事に就くために努力というのはなかったですが、就職活動全般に対して➀早く活動をスタートする②自己分析・SPIはしっかり対策する③OB訪問は複数社依頼することを都会の大学生に負けないように意識して行いました。特にOB訪問は、知り合いのツテをフル活用して数社紹介してもらいました。実際にOB訪問をすることで、その会社の雰囲気や業界の事、自分の将来像がイメージしやすくなるので、これは行ってよかったと思っています。

学生時代に努力したことで役に立っている事

年末のフグバイトをしていました。なかなかの重労働で、辞めたいなと思ったこともありましたが1か月だけだと思い続けました。実際に水産会社に入って苦しいなと思うことでも、あの時のフグバイトに比べれば大したことないと思い、社会人になって肉体的な辛さに対しては余裕で耐えられるようになりました。

学生時代にやっておけばよかったと思うこと

友達、運動、恋愛、アルバイト、釣り、旅行など、勉強以外はやりきりました。社会人になると常に時間に追われがちになり、自分の自由な時間がグっと減ります。語学勉強に関してはしっかりTOEIC●点というのを取得しておくべきでした。日本の会社はそれだけで努力できる人、仕事している人の一つの証明になると思いますし、結果として自分の将来の可能性が大きく広がることにつながると思います。個人的には英語(TOEICの点数)が将来の年収には大きく影響してくると思っています。

今のお仕事の魅力、将来の夢

日本でスーパーの営業をやっていた時は、自社の商品が手に取られるとこを見ることがメーカーとして嬉しかったです。それから海外に来て、自社の商品や自分が開発して現地で作った商品が、現地の日本人や外国人に手に取ってもらえたり、「美味しい」と言ってもらえることで、非常にやりがいを感じます。将来はどこか新しい国で、自分が第一人者となって「和食」を広げていきたいですね。

💡 ワンポイントアドバイス

大学生活を有意義に送るためには、目標が必要不可欠です。
目標を立てることで大学生活の軸や努力の方向性が決まり、なりたい自分に近付けるからです。 目標がなければ、だらだらと過ごす4年間になってしまうのは容易に想像がつくと思います。 4年間をだらだら過ごすのではなくて、大学生活で勝負をかけることで、卒業後の人生は絶対に違ってきます。

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