S.Y 人文社会科学部
自分の視野を広げられたツアー

 私は今まで海外に行った経験が一度もなく、今回のツアーが初めての海外旅行でした。そのため、現地に行く前は、「やっぱり海外だと、スリとかに荷物を取られてしまうんじゃないか。」や「現地の人に話しかけてもちゃんと伝わらないんじゃないか。」といった不安な気持ちが大きく、海外に行くことに対してあまり良いイメージが自分の中にはありませんでした。


 しかし、いざ現地に到着してみると、実際の海外は自分の今までの海外に対するイメージとは180度異なるものでした。まず、スリに合うような場面は一度もなく、初めての海外でも安全に行動することができ、海外に対して自分が悪いイメージを持ってしまっていたのだということに気がつきました。また、お店でのお会計の際や、一般の方に質問をした際に、どの人も私の拙い英語にも一切嫌な顔をせず、私の伝えたいことを一生懸命汲み取ろうとしてくれて、オーストラリアに住む人たちの優しさを幾度となく感じました。


 そして、街中を歩いていると、同性のカップルを見かけたり、路上パフォーマンスをする人を見かけたりすることが比較的多いように感じました。このようなことからも、海外は日本以上に一人一人の個性を尊重していて、それぞれが自分らしい自由な生き方をできているのではないかと感じさせられました。


 今回のツアーで、私は今まで自分の持っていた価値観は本当に狭い世界だけを見て形成されていたのだなということと、もっと自分のやりたいことを我慢したり、人の目を気にしたりすることなく、やってみてもいいんではないかということを感じました。また、初めての経験に対して、臆病になってしまうのではなく、失敗を恐れず積極的に行動を起こしていくこともとても重要なことだと改めて感じることができました。


 このツアーに参加したことは自分にとって、大きな変化を与えられたと同時に自分の自信につながるものともなりました。今回感じた気持ちや感覚を忘れずにこれからの生活を送っていきたいと思います。


後輩へのメッセージ

私自身、海外に行くことが初めてだったので、準備の段階では不安な気持ちが大きかったです。


実際に行ってみると、初めて見る景色や食べ物、人、建物などに絶え間なく感動を覚え、不安な気持ちなんて一瞬で消えていきました。


自分自身の視野も一気に広がり、世界は自分の知らないことであふれているんだと痛感させられました。


私の感じた気持ちや私が見たものは到底言葉では表しきれない部分があります。


ぜひ後輩の方たちには、この感動を実際にシドニーに行って直接感じてもらいたいと思います。


自分の経験値をアップさせるという意味でも、ぜひ一歩踏み出して参加してみてほしいと思います。


この先輩が利用した入学準備